生きた建築ミュージアム・大阪セレクション 北野家住宅
2025年4月3日
ページ番号:644028

選定

平成25(2013)年 選定

[解説]
近代になったからといって、都心に鉄筋コンクリート造や鉄骨造のビルばかり建設されたわけではない。昭和時代の初期にも、木造の町家は相変わらず建てられた。しかし都市が高層化・高密化していくなか、近世にはなかった3階建て町家が登場する。大阪の都市部は空襲によって焼け野原と化したが、この北野家は焼夷弾の直撃を受けたにもかかわらず奇跡的に残った。現在はオーナーによって丁寧に手入れされており、まるで昨日まで住んでいたかのように家具・調度が残されていて、往時の船場商人の暮らしぶりを今に伝えてくれる。(髙岡伸一)
※解説文は2013年度の選定当初の内容です。

[概要]
[所在地]大阪市中央区平野町4-2-6
[建設年]1928年
[設計]不詳
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