生きた建築ミュージアム・大阪セレクション 生駒ビルヂング
2025年4月3日
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選定

平成25(2013)年 選定

[解説]
1920~30年代に流行した「アール・デコ」は、機械的なものの持つ魅力を装飾に変えたスタイルだ。定規とコンパスで引いたような線の強調、ギザギザをはじめとした機械的な繰り返しの形、カクカクと幾何学化された彫刻、大理石などと並べることで対比されたキラキラした金属やガラスの輝き…これらすべての特徴が生駒ビルヂングにみられる。時計という当時、最高に精巧な機械を販売する店舗ビルだったと聞けば、それも納得。1930年の開業時の内装はそのままに、現在は新規事業の立ち上げなどに適したオフィスとして活用されている。ビルは今も時代の最先端を走り、屋上の時計は街を見守り続けている。(倉方俊輔)
※解説文は2013年度の選定当初の内容です。

[概要]
[旧称]生駒時計店
[所在地]大阪市中央区平野町2-2-12
[建設年]1930年
[設計]宗建築事務所
[改修]2002年
[改修設計]Y's建築設計室
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