生きた建築ミュージアム・大阪セレクション あべのハルカス
2025年4月10日
ページ番号:647078

選定

令和5(2023)年 選定

[解説]
2014年に高さ300m、日本一の超高層建築として完成。百貨店やオフィス、ホテルなどのさまざまな機能を統一された外観にまとめ上げて、2010年代からこのエリアのイメージが更新される大きな契機となった。高さでは抜かれたとしても、この透明感あふれる展望台は特別だ。中心市街の南端に位置しているから、大阪というしっかりとした骨格を持った都市の今が展望できる。屋上に突き出している塔は地球環境に配慮した省エネルギーシステムの一環で、細い隙間があいているのは年に2回、間から日没の光が差し込むための配慮。足元に建つ四天王寺で春分と秋分の日の夕方に行われる日想観という法要になぞられた計画だ。当地を拠点に、長い時間を生き続ける鉄道事業者らしい超高層ビルである。(倉方俊輔)
※解説文は2023年度の選定当初の内容です。

[概要]
[所在地]大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43
[建設年]2014年
[設 計]シーザー・ペリ、竹中工務店
探している情報が見つからない

このページの作成者・問合せ先
大阪市 都市整備局企画部住宅政策課まちなみ環境グループ
住所:〒530-8201 大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所6階)
電話:06-6208-9631
ファックス:06-6202-7064