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生きた建築ミュージアム・大阪セレクション 鯛よし百番

2025年4月10日

ページ番号:647106

選定

令和5(2023)年 選定


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所有者提供

[解説]

「鯛よし百番」は、大正・昭和初期の遊廓建築として登録有形文化財となっている。
建物の竣工年次および開業時の屋号は定かではないが、飛田廓の仮開業(1918(大正7)年)から遅れて、大正末から1928(昭和3)年までに建設されたものと推定される。
外観・内装ともに昭和20年代から30年年代にかけて、当時の経営者が大工や絵師を逗留させ、大幅に改築を施した。1階は織豊期の書院建築に倣った座敷、東照宮や北野天満宮を模した諸室など、みずからの好みである桃山時代風の華やかな意匠に改めている。対して2階は東海道五十三次を再現する物語性のある空間デザインとなっている。外観は、太格子の並ぶ江戸時代の遊廓風とし、板扉に太閤秀吉ゆかりの桐文様を飾っている。
売春防止法の施行を控えて観光旅館に業態を転換、1954(昭和29)年頃から「国際観光御殿 百番桃山閣」などの名称で営業を行なっている。(橋爪紳也)

※解説文は2023年度の選定当初の内容です。

[概要]

[所在地]大阪市西成区山王3-5-25

[建設年]1918年

[設 計]不詳

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