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生きた建築ミュージアム・大阪セレクション 源ヶ橋温泉

2025年4月3日

ページ番号:647232

選定

令和5(2023)年 選定


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撮影|西岡 潔

[解説]

年々その数を減らしているが、昔ながらの銭湯建築は庶民の暮らしと文化を伝える大事な「生きた建築」だ。ユニークな意匠とこだわりの素材で見る者を惹きつける建築が多く、源ヶ橋温泉の外観も茶色い瓦屋根を載せたシンメトリーの構成に、鯱やモダンな丸窓、2階中央のエンタシス柱を控えたアーチ窓、そしてその両側に立つ「入浴」にちなんだ自由の女神像と、楽しげな装飾が散りばめられている。室内も脱衣場は格天井の和洋折衷で、正面両端の階段から上がる2階には、かつてダンスホールなどに使われた大きな空間が設けられている。1998(平成10)年に銭湯建築として初の登録有形文化財となった源ヶ橋温泉は、長きにわたり庶民の社交場として親しまれてきたが、2020(令和2)年に廃業し、現在は新たな活用方法を模索している。(髙岡伸一)

※解説文は2023年度の選定当初の内容です。

[概要]

[所在地]大阪市生野区林寺1-5-33

[建設年]1937年

[設 計]不詳

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