生きた建築ミュージアム・大阪セレクション 芝川ビル
2025年4月3日
ページ番号:647471

選定

平成25(2013)年 選定

[解説]
個性的な外観で、オフィス街の中でも存在感を放っている。芝川家は江戸時代からこの地に店を構えてきた。南米のマヤやインカの遺跡を連想させる濃厚なデザインには、鉄筋コンクリート造のビル建設に踏み切った当主・芝川又四郎の意向が強く反映している。自家用として建てられ、戦前期には「芝蘭社家政学園」という花嫁学校としても使われた。現在はビルの雰囲気を生かしたテナントが多く入居。地下の金庫室を改装したカフェや、さまざまなイベントに用いられる屋上テラスなど、その使われ方においても、その個性によって地域に貢献している。(倉方俊輔)
※解説文は2013年度の選定当初の内容です。

[概要]
[所在地]大阪市中央区伏見町3-3-3
[建設年]1927年
[設 計]
(基本設計及び構造設計)澁谷五郎
(意匠設計)本間乙彦
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