生きた建築ミュージアム・大阪セレクション 武田道修町ビル
2025年4月3日
ページ番号:647473

選定

平成25(2013)年 選定

[解説]
大阪の歴史都市・船場は町ごとの特徴が明確で、道修町は「くすりの町」として発展した。江戸時代には日本で流通する全ての薬が、まずここに集められ、現在も名だたる製薬会社が軒を並べる。武田薬品工業も、1781年にここ道修町で薬種の仲買商をはじめ、1925年に武田長兵衞商店を設立、その3年後にこの本店を完成させた。設計したのは大阪建築界の大御所・片岡安の設計事務所にいた松室重光。2013年に耐震補強工事を終え、公益財団法人武田科学振興財団が移転した。同財団では貴重な医学関連の資料を収集した杏雨書屋(きょううしょおく)を運営、展示室は無料で一般公開されている。(髙岡伸一)
※解説文は2013年度の選定当初の内容です。

[概要]
[旧 称]武田長兵衞商店本店
[所在地]大阪市中央区道修町2-3-6
[建設年]1928年
[設 計]片岡建築事務所(松室重光)
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