生きた建築ミュージアム・大阪セレクション 青山ビル
2025年4月3日
ページ番号:648212

選定

平成26(2014)年 選定

[解説]
青山ビルは、かつて天満や北浜に店を構えて活躍した実業家、野田源次郎の個人邸として1921年に建てられた。洋行して本場ヨーロッパの建築に触れていた野田は、外観を大林組が得意としたスパニッシュスタイル、個室は畳敷きだったものの屋上には庭園を設け、パーティーができるよう1階厨房からのリフトを設置し、地下はダンスホールにするなど、最新のモダンライフを実現した。戦後現オーナーの先代が譲り受けてテナントビルへと転用、青山ビルの代名詞となっている外壁を覆う蔦は、甲子園から株分けされたものである。(髙岡伸一)
※解説文は2014年度の選定当初の内容です。

[概要]
[旧 称]野田源次郎邸
[所在地]大阪市中央区伏見町2-2-6
[建設年]1921年
[設 計]大林組
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