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生きた建築ミュージアム・大阪セレクション 寺西家阿倍野長屋

2025年4月3日

ページ番号:649681

選定

令和5(2023)年 選定


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撮影|西岡 潔

[解説]

2003(平成15)年、近代長屋として全国で初めて登録有形文化財になった寺西家阿倍野長屋は、大阪における長屋再生のお手本のような存在である。地下鉄昭和町駅すぐという好立地から、老朽化した長屋を解体してマンションを建設する計画が進んでいたところ、長屋を残して欲しいという声に所有者が考えを変えて保存・活用へと舵を切った。見事に修復された長屋には飲食店が入居し、結果、マンションよりも高い収益が得られることを示したのだ。真ん中に防火壁を設けた2階建の4軒長屋は、大正末期に始まる土地区画整理によって整然と区画された住宅地にあり、都市ガスが引かれて最初から風呂を設けるなど、一般的な長屋のイメージとは異なる、戦前の大阪の長屋の豊かさを示している。(髙岡伸一)

 ※解説文は2023年度の選定当初の内容です。

[概要]

[所在地]大阪市阿倍野区阪南町1-50-25

[建設年]1932年

[設 計]朝永國次郎

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