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令和6年度普通会計決算見込

2025年9月11日

ページ番号:659845

令和6年度 普通会計決算見込のポイント

 

普通会計とは?→参考)用語解説へ

歳入

  • 地方税が法人市民税や固定資産税・都市計画税の増などにより増となり、3年連続で過去最高を更新したほか、
  • 万博関連事業の増による府負担分の増などにより収入が増となったことなどにより、
  • 総額2兆891億円(前年度比+1,141億円、+5.8パーセント)となっている。
    詳細な説明はこちら

歳出

  • 元金償還額の減などにより公債費が減となったものの、
  • 障がい者自立支援給付費や物価高騰対応重点支援給付金などの増に伴う扶助費の増に加え、万博関連事業の増などにより補助費等が増となったことなどにより、
  • 総額2兆642億円(前年度比+1,128億円、+5.8パーセント)となっている。
    詳細な説明はこちら

実質収支

経常収支比率(財政構造の弾力性)

  • 障がい者自立支援給付費などの経常的な扶助費や、人件費が増となったものの、元金償還額の減などにより公債費が減となったことや、
  • 地方税などの経常一般財源が増となったことなどにより、
  • 前年度決算と比較して-2.2ポイント好転し、89.8パーセントとなっている。
  • 経常収支比率とは?→参考)用語解説へ

地方債残高

  • 19年連続で減少(-626億円、-4.1パーセント)し、
  • 令和6年度末で1兆4,643億円となっている。

令和6年度 大阪市普通会計決算見込額について

普通会計決算見込額(歳入)(単位:百万円・パーセント)
  令和6年度 令和5年度 増減額 伸び率
歳入総額 2,089,132 1,975,047 114,084 5.8
地方税 830,468 804,353 26,115 3.2
譲与税・交付金 150,529 125,483 25,046 20.0
うち定額減税減収補塡特例交付金 15,106 0 15,106 皆増
地方交付税 46,534 45,701 833 1.8
国庫支出金 562,212 554,972 7,240 1.3
うち物価高騰対応重点支援給付金支給事業 47,835 34,879 12,956 37.1
うち障がい者自立支援給付費 84,203 72,574 11,629 16.0
うち電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援給付金支給事業 0 16,194 -16,194 皆減
地方債 130,232 112,033 18,199 16.2
うち臨時財政対策債 5,664 8,474 -2,810 -33.2
その他 369,157 332,506 36,651 11.0
うち諸収入 101,015 63,635 37,380 58.7
普通会計決算見込額(歳出)(単位:百万円・パーセント)
  令和6年度 令和5年度 増減額 伸び率
歳出総額 2,064,170 1,951,351 112,819 5.8
義務的経費 1,271,232 1,224,508 46,724 3.8
人件費 321,997 297,405 24,592 8.3
扶助費 743,167 699,881 43,286 6.2
うち障がい者自立支援給付費 174,715 145,745 28,970 19.9
うち物価高騰対応重点支援給付金支給事業 45,061 34,736 10,324 29.7
うち電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援給付金支給事業 0 14,948 -14,948 皆減
公債費 206,068 227,222 -21,154 -9.3
投資的経費 252,321 229,591 22,730 9.9
その他経費 540,617 497,252 43,365 8.7
うち補助費等 182,427 152,858 29,569 19.3
決算収支の状況
  令和6年度 令和5年度  
実質収支 20,568百万円 16,433百万円  
経常収支比率 89.8パーセント 92.0パーセント -2.2ポイント好転 
地方債残高 1兆4,643億円 1兆5,269億円 増減額
-626億円

(注)計数は原則として四捨五入を行っているため、端数において合計と一致しない場合がある。
(注)伸び率は千円単位の金額により算出している。
    (いずれも以下の表について同様)

令和6年度普通会計決算見込について

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令和6年度 普通会計決算見込について

歳入

 歳入総額は2兆891億円で、前年度決算と比較すると、+1,141億円、+5.8パーセントの増となっている。

地方税

 企業収益の増などによる法人市民税の増(+199億円、+17.3パーセント)や、評価替えや家屋の新増築などによる固定資産税・都市計画税の増(+106億円、+2.7パーセント)などにより増(+261億円、+3.2パーセント)となり、3年連続で過去最高となっている。

市税決算見込額の詳細な説明についてはこちら

譲与税・交付金

 定額減税減収補塡特例交付金の増(+151億円、皆増)などにより増(+250億円、+20.0パーセント)となっている。

地方交付税

 国の基準財政収入額の算定において、法人市民税が増となったことなどにより、臨時財政対策債を含めた実質的な地方交付税総額は、-20億円の減(-3.6パーセント)となり、522億円となっている。

国庫支出金

 電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援給付金の減(-162億円、皆減)などがあるものの、物価高騰対応重点支援給付金の増(+130億円、+37.1パーセント)や障がい者自立支援給付費の増(+116億円、+16.0パーセント)などにより増(+72億円、+1.3パーセント)となっている。

地方債

 消防情報システム更新による増(+45億円、著増)や新大学キャンパス整備事業の増(+42億円、+33.2パーセント)などにより増(+182億円、+16.2パーセント)となっている。

その他

 万博関連事業の増による府負担分の増などにより諸収入が増(+374億円、+58.7パーセント)となったことなどにより、全体で+367億円、+11.0パーセントの増となっている。

歳出

 歳出総額は2兆642億円で、前年度決算と比較すると、+1,128億円、+5.8パーセントの増となっている。

義務的経費(人件費・扶助費・公債費)

 元金償還額の減などによる公債費の減(-212億円、-9.3パーセント)があるものの、障がい者自立支援給付費や物価高騰対応重点支援給付金など扶助費の増(+443億円、+6.2パーセント)に加え、定年退職者の増による退職金の増や給与改定などによる人件費の増(+246億円、+8.3パーセント)により増(+467億円、+3.8パーセント)となっている。

投資的経費

 消防情報システム更新による増(+47億円、著増)や新大学キャンパス整備事業の増(+44億円、+30.6パーセント)などにより増(+227億円、+9.9パーセント)となっている。

その他経費

 万博関連事業の増(+435億円、著増)などによる補助費等の増(+296億円、+19.3パーセント)などにより、全体で+434億円、+8.7パーセントの増となっている。

実質収支

 206億円の黒字となり、平成元年度決算から36年連続で黒字を維持している。

決算規模及び実質収支の比較(単位:百万円)
 歳入総額歳出総額形式収支翌年度へ
繰り越すべき財源
実質収支
令和5年度1,975,0471,951,35123,6967,26416,433
令和6年度2,089,1322,064,17024,9614,39320,568
比較114,084112,8191,265-2,8714,136

(参考)市税決算見込の状況

市税決算見込額対前年度比較(単位:百万円・パーセント)
  令和6年度 令和5年度 差引増減 伸び率
市税総計 830,468 804,353 26,115 3.2
市民税 365,350 351,297 14,053 4.0
個人市民税 230,099 235,961 -5,862 -2.5
法人市民税 135,251 115,336 19,916 17.3
固定資産税   333,432 324,853 8,579 2.6
土地 136,432 128,255 8,177 6.4
家屋 154,108153,625 483 0.3
償却資産 42,660 42,733 -72 -0.2
交付金 232 241
-8 -3.5
軽自動車税 2,252 2,182 70 3.2
市たばこ税 32,14931,156 993 3.2
入湯税 318 298 20 6.8
事業所税 29,417 29,003 415 1.4
都市計画税 67,550 65,564 1,985 3.0
土地 33,753 31,853 1,901 6.0
家屋 33,796 33,712 85 0.3

(注)令和6年度決算見込について、個人市民税における定額減税の影響額は-14,980百万円

収納率
  令和6年度 令和5年度
収納率 98.9パーセント 98.7パーセント
 うち現年課税分 99.6パーセント 99.5パーセント

市税決算見込について

市税決算見込額

  • 市税総計8,305億円(前年度比+261億円、+3.2パーセント)となり、4年連続の増
    (3年連続で過去最高を更新)

主な税目の増減

  • 個人市民税
    定額減税による減 など
  • 法人市民税
    企業収益の増 など
  • 固定資産税
    評価替えによる増、家屋の新増築による増 など

市税の収納状況

  • 収納率
    市税総計にかかる収納率については98.9パーセント(令和5年度決算98.7パーセントを上回り、過去最高)。
    うち、現年課税分にかかる収納率については99.6パーセント。

(参考)用語解説

普通会計とは

 総務省の地方財政状況調査上における会計区分であって、公営事業会計以外のすべての会計を普通会計とし、地方公共団体相互間の比較や時系列比較が可能となるようにされている。

(注1)公営事業会計とは

  • 公営企業会計(地方財政法施行令第46条に掲げる事業)
  • 収益事業会計、国民健康保険事業会計等の事業会計
  • 上記以外の事業で地方公営企業法の全部又は一部を適用している事業にかかる会計

*大阪市の場合の普通会計

= 一般会計 + 母子父子寡婦福祉貸付資金会計、心身障害者扶養共済事業会計 - 会計相互間の重複

(注2)普通会計における地方債残高

総務省の地方財政状況調査上のルールとして、満期一括償還地方債の償還財源に充てるため、減債基金(大阪市では公債償還基金)に積み立てた額は地方債残高から除くこととされている。

経常収支比率とは

 地方公共団体の財政構造の弾力性を判断するための指標で、人件費、扶助費、公債費のように毎年経常的に支出される経費(経常的経費)に充当された一般財源の額が、地方税、普通交付税を中心とする毎年経常的に収入される一般財源(経常一般財源)、臨時財政対策債及び減収補塡債(特例分)の合計額に占める割合。


経常収支比率 = [人件費、扶助費、公債費等経常的経費に充当した一般財源 / {経常一般財源(地方税 + 普通交付税等) + 臨時財政対策債 + 減収補塡債(特例分)}]× 100

形式収支とは

 歳入決算総額から歳出決算総額を差し引いた歳入歳出差引額。

実質収支とは

 当該年度に属する収入と支出との実質的な差額(黒字、赤字)をみるもので、形式収支(=当年度の歳入決算額-当年度の歳出決算額)から翌年度へ繰り越すべき財源を控除した額。

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