「地域における要援護者の見守りネットワーク強化事業」について
2024年12月17日
ページ番号:601721
「地域における要援護者の見守りネットワーク強化事業」とは
少子高齢化の進行や社会経済状況の変化を受けて、市民生活における福祉課題の「複雑化・多様化・深刻化」が進んでおり、支援につながりにくい要援護者に対する支援の必要性が大きくなっています。また、地域コミュニティの希薄化が進み、社会的孤立の広がりが社会的問題となっています。
さらに、台風や集中豪雨、地震等の災害発生時における要援護者の避難支援が課題となっており、災害時の支援を視野に入れた日頃からの地域住民間のつながりが必要となっています。
また、認知症高齢者等の方が行方不明となり、道路や線路内で事故にあうなど、深刻な問題も起こっています。
こうした状況を踏まえ、誰もが安心して暮らせるよう、地域と行政が一体となって、地域で生活する要援護者の「複雑化・多様化・深刻化」した課題の解決を図り、安心した地域生活を実現するとともに、地域の組織化を図り、福祉コミュニティを形成することを目的として、大阪市旭区社会福祉協議会へ「地域における要援護者の見守りネットワーク強化事業」を委託しています。
大阪市旭区社会福祉協議会では、見守り相談室を設置して、次の機能1から機能3までの3つの事業を実施しています。
機能1 名簿の作成と整備、地域の見守り活動へのつなぎ
区役所が保有する要援護者情報をもとに、対象者に要援護者名簿への記載及び地域等へ提供するための同意書を郵送するとともに、返信のない方へは見守り支援ネットワーカーが訪問をしています。
名簿の提供について同意された方の情報を集約のうえ要援護者名簿を作成しています。
その要援護者名簿を各地域団体へ提供し、地域と共有して見守り活動に役立てます。
対象となる方は次のとおりです。
なお、対象とならない方で、同意書の送付をご希望される場合は、旭区見守り相談室へご連絡ください。
対象となる方
高齢の方
- 要介護3以上の方
- 要介護2以下で認知症高齢者の日常生活自立度Ⅱ以上の方
障がいがある方
- 身体障がい者手帳の1級又は2級の方
- 身体障がい者手帳の視覚障がい、聴覚障がい3級又は4級の方
- 身体障がい者手帳の音声・言語機能障がい3級の方
- 身体障がい者手帳の肢体不自由3級の方
- 療育手帳のA判定の方
- 精神障がい者保健福祉手帳の1級の方
難病患者の方
- 人口呼吸器装着等の医療機器への依存度が高い方
機能2 見守り支援ネットワーカーによる孤立世帯等への専門的対応
孤独死リスクが高い又は地域社会とのつながりを持たず社会から孤立した要援護者世帯及びセルフネグレクトの状態にある方に対して、訪問などの個別支援を行い、ねばり強く関わることで地域の見守り活動や福祉サービス等につないでいます。
また、地域やライフライン業者等からの異変通報に際し、地域などからの情報収集や現地確認等をしています。
さらに、身近な相談場所として各地域に出張見守り相談室(通称みまもり庵)を開き、さまざまな相談に対応しています。
機能3 認知症高齢者等の行方不明時の早期発見
事前に登録を受け付けた行方不明になる恐れがある認知症高齢者等が行方不明となった場合に、氏名や特徴等の情報をメールで地域の協力者(民生委員、医療機関、福祉事業所、郵便局、薬局等)に配信することで行方不明者の早期発見・保護につなげています。
ご利用を希望の方は、事前登録が必要となりますので、旭区見守り相談室へお問い合わせください。
また、協力者になっていただける場合も旭区見守り相談室へお問い合わせください。
旭区見守り相談室について
- 旭区見守り相談室ホームページ
旭区社会福祉協議会ホームページ内の見守り相談室のページに移動します。
所在地
〒535-0031
連絡先
電話番号 06-6957-7301
ファックス 06-6957-7282
利用時間
月曜日から金曜日 9時から19時まで
土曜日 9時から17時30分まで
但し、上記のうち祝日及び年末年始(12月29日から1月3日)を除く
地域における要援護者の見守りネットワーク強化事業関係チラシ
CC(クリエイティブコモンズ)ライセンス
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