認知症高齢者緊急ショートステイ
2023年10月24日
ページ番号:324189
大阪市では、在宅の認知症高齢者等が、介護者の急病や葬儀への出席など突発的な事由により在宅生活が困難となった場合に、市内5か所の福祉施設で一時的に受け入れを行う、認知症高齢者緊急ショートステイ事業を実施しています。
本市では今後ますます増加する認知症高齢者の課題に対応するため、支援体制の構築をはじめ、「認知症になっても地域で安心して暮らせるまちづくり」をめざし、様々な施策の推進に取り組んでいるところです。その中で、課題の一つとして認知症高齢者の介護者への支援体制の構築が求められていますが、介護保険制度の短期入所生活介護(ショートステイ)は、利用希望者が多く、必ずしも緊急時にすぐ利用できないといった状況があります。
そのため、本事業を実施し、介護サービスを提供することで、認知症高齢者の地域での日常生活を継続するとともに、介護者の精神的負担感の軽減につなげ、家族支援を行います。
利用対象者・利用条件
大阪市内に住所を有する認知症または認知症の疑いがある高齢者で、次の1~4のいずれかに該当する方
- 認知症または認知症の疑いがある方を介護する家族等のうち、次のア~エのいずれかに該当する方
ア.介護者の急病や事故などにより、当該介護者のほかに利用対象者を介護する方がいない場合
イ.介護者の家族が急病などにより、当該介護者がその家族の介護を行う必要がある場合
ウ.葬祭など緊急やむを得ない介護者の事情があり、当該介護者のほかに介護する方がいない場合
エ.介護者の心身が疲労した状態にあり、一時的に利用対象者の在宅生活の継続が困難な状況となっている場合 - 認知症または認知症の疑いがある独居高齢者等のうち、突発的な事情により、単独で在宅生活を継続することが困難な状況となり、他の介護保険サービス利用等の支援体制が整うまでの間、一時的に施設入所が必要な場合
- 罹災等不測の事態により、居宅に住むことができなくなった場合
- 上記のほか、特に市長が必要と認める場合
ただし、上記の場合にかかわらず、利用対象者が次のいずれかに該当する場合は本事業を利用することができません。
- 感染性疾患を有する場合
- 入院加療を要する場合
- 施設の他の利用者や職員に著しい迷惑を及ぼす恐れのある場合
利用施設
施設名 | 住所 |
---|---|
永寿特別養護老人ホーム | 大阪市平野区瓜破南1-2-11 |
特別養護老人ホーム江之子島コスモス苑 | 大阪市西区江之子島1-8-44 |
特別養護老人ホームジュネス | 大阪市東淀川区東淡路1-4-49 |
特別養護老人ホーム白寿苑 | 大阪市西成区南津守7-12-32 |
特別養護老人ホームいくとく | 大阪市阿倍野区天王寺町北3-18-16 |
利用相談先
下記の相談先に相談後、各相談先から利用施設の入所調整を行うコーディネーター(業務委託先:大阪市老人福祉施設連盟)へ利用申込を行う流れとなります。
(注)利用施設へ直接申込することはできません。
介護保険認定を受けている方
- 要介護1~5の方…ケアマネジャー
- 要支援1・2の方…地域包括支援センター
介護保険認定を受けていない方
コーディネーターの申込受付について
電話:06-6765-3611
受付時間:月曜日~金曜日の9時~17時(12月29日~1月3日および祝日を除く)
利用期間
原則として14日以内
(注)本事業利用後、利用対象者は在宅復帰を原則とします。
利用料
- 介護保険を利用できる方は、介護保険制度を利用した場合と同額
- 介護保険の利用限度額を超えている方は、全額自己負担
似たページを探す
探している情報が見つからない
このページの作成者・問合せ先
大阪市 福祉局高齢者施策部地域包括ケア推進課認知症施策グループ
住所:〒530-8201 大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所2階)
電話:06-6208-8051
ファックス:06-6202-6964