未経験から介護の道へ

受賞者

　（氏名非公開）

概要

　私は、まったくの未経験から介護の仕事を始めました。それまで、介護の現場には一度も関わったことがなく、「自分に務まるのだろうか」という不安を抱えながらのスタートでした。初めは戸惑うことの連続でした。利用者様への声掛け一つにも慎重になり、身体介助では手順を覚えるのに精一杯でした。しかし、先輩方が丁寧に教えてくださり、出来るまで挑戦させてもらう事で少しずつ成果を実感できるようになりました。実際にサービスを提供する側になり、より良いサービスを提供できたらと思うことが多くなりました。人と人とのつながりの中で、相手の生活を支えるという責任とやりがいを感じながら、今ではこの道を選んでよかったと思っています。まだまだ学ぶことはたくさんありますが、初心を忘れず、一歩ずつ着実に成長していきたいです。そして、いつか自分も利用者にとって安心できる存在になれるよう努力を続けていきます。

エピソードを通じて伝えたい「福祉・介護の仕事」の魅力

　介護の仕事は命に関わる事もたくさんあり難しいイメージを持っておりましたが、実際に先輩方から教えていただいたり、スキルアップ研修など参加させてもらう機会もあり、介護という仕事に理解を深める事ができました。未経験の職種からでも学びたいという思いがあれば、一つ一つ着実に知識や技術を身につけていくことができると実感しました。今では、利用者様との関わりの中でやりがいや喜びを感じる場面も増え、介護の仕事の魅力を日々感じています。