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報道発表資料 都市型自動運転船「海床(うみどこ)ロボット」による都市の水辺のイノベーションに関する実証実験(3回目)を支援します

2023年12月6日

ページ番号:612737

問合せ先:経済戦略局産業振興部イノベーション課(06‐6615‐3723)

令和5年12月6日 9時30分発表

同時資料提供:大阪経済記者クラブ

 大阪府、大阪市、大阪商工会議所で構成する実証事業推進チーム大阪は、株式会社竹中工務店を代表法人とする海床ロボットコンソーシアムが実施する、都市型自動運転船「海床(うみどこ)ロボット」による都市の水辺のイノベーションに関する実証実験(3回目)を支援します。
 令和3年12月、令和4年12月に引き続き3回目の実施となる今回の実証実験は、大阪城公園東外堀において、「海床ロボット」の運航を共同実験者である特定非営利活動法人大阪水上安全協会(以下、「大阪水上安全協会」という。)に委託し、被験者を乗船させることで、将来の社会実装に向けた、海床ロボットを使った舟運事業を成立させるために必要なことや課題を抽出します。

実証実験概要

(1) 実施日

令和5年12月6日(水曜日)から令和5年12月7日(木曜日)まで

(2) 実施場所

大阪城公園 東外堀(大阪市中央区大阪城2番

(3) 実施主体

海床ロボットコンソーシアム
代表企業:株式会社竹中工務店

(4) 共同実験者

特定非営利活動法人大阪水上安全協会

(5) 実証実験の概要

 「海床ロボット」は、純国産制御システムを搭載し、海や運河・河川並びに湖沼などの水面に浮かべた床(3メートル四方)が自動で動き、離着岸する自動運転船です。
 今回の実証実験は、船舶事業者を会員にもつ大阪水上安全協会に運航を委託し、被験者を海床ロボットに乗船させて運航します。「海床ロボット」の運航を通じて、船舶事業者の観点からの安全性・操作性を確認するとともに、搬入・運航・搬出までのプロセスにおけるリスクアセスメント、被験者へのアンケートを通じた事業性・収益性について検証します。なお、検証結果を踏まえ、海床ロボットコンソーシアムでは、大阪の船舶事業者による海床ロボットの2025年大阪・関西万博での運航開始をめざします。

海床ロボット

竹中工務店提供:海床ロボット5号機(イメージ)

(6) 問合せ先

大阪商工会議所 産業部 産業・技術振興担当
担当:門、瀧本、西田
電話:06-6944-6300
ファックス:06-6944-6249
メール:sangyo@osaka.cci.or.jp

(参考)実証事業推進チーム大阪

 大阪府、大阪市、大阪商工会議所は、「未来社会の実験場」をコンセプトとする2025年大阪・関西万博を見据えて、革新的な実証実験を行いやすい環境を整え、大阪で新しいビジネスを生み出す好循環を創り出し、「実証事業都市・大阪」を実現するため、「実証事業推進チーム大阪」を設置しています。
 大阪商工会議所を窓口とし、大阪府・大阪市の関連施設や公共空間、賛同いただいた民間企業の工場や施設等をフィールドとして提供する支援を行っています。
 詳しくは、大阪商工会議所ホームページ「先端技術を活用した実証実験別ウィンドウで開く」をご覧ください。

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