報道発表資料 「空飛ぶクルマ」会場外ポート事業予定者を決定しました
2024年2月2日
ページ番号:618382

問合せ先:経済戦略局産業振興部イノベーション課(06‐6615‐3723)

令和6年2月2日 14時発表

同時資料提供:大阪経済記者クラブ
大阪市では、大阪港地区(中央突堤)において「空飛ぶクルマ」会場外ポートの整備及び維持管理・運営を行う事業者を公募型プロポーザル方式により募集(令和5年9月8日報道発表済み)し、令和6年1月26日(金曜日)に、応募事業者からの提案内容について、有識者会議による審査を経て、次のとおり事業予定者を決定しましたので、お知らせします。
今後、事業予定者との間で土地等の使用許可等の手続きを行うとともに、提案内容に基づく協定書を締結した後、事業予定者による事業の実施を予定しています。

1 事業予定者
大阪市高速電気軌道株式会社

2 事業期間
土地等の使用許可等の日から令和9年3月31日(水曜日)まで

3 提案内容
- 離着陸場や旅客施設を整備し、運航事業者による夢洲との二地点間運航の成功を支える。
- 「実機」もしくは「フルスケールモック(実寸大模型)」を展示するショールームを設置し、模擬的に機体搭乗までの一連の流れを体験できるプログラムを実施する。
- 市内の小・中学生を招待し、実機飛行見学会を行い社会受容性の向上に努める。
- 空飛ぶクルマと地上交通のシームレスな移動を実現する。
- 万博後は商用運航に向けた実証実験・展示場としての活用や、機体メーカーと連携し、実機等の展示や搭乗体験を行い社会受容性の向上に努める。

4 審査結果の概要

提案事業者:全1者
大阪市高速電気軌道株式会社

評価点
230点(300点満点中)

主な意見
- 他社の運航事業者も参加できることが望ましく、参画が見込まれる場合は必要な設備を配置するよう検討してほしい。
- 他社の運航事業者の受け入れ検討及び地域貢献がやや物足りない部分があるが、市の要項を踏まえており、空飛ぶクルマの社会実装への貢献が期待できる。
- 社会受容性の取組を行う際は、受容を高めることは勿論であるが、批判的な意見への対策も行っていただきたい。
- 運航開始前に、地域の方々の理解が得られるよう、安全対策や騒音対策について、十分な説明を行っていただきたい。
- 未来のモビリティである空飛ぶクルマの主役は今の子ども達である。彼らが夢を持てるようなイベントを開催する等、社会受容性の向上の取組を提案されており、評価できる。

5 有識者会議委員(五十音順、敬称略)
氏名 | 所属・役職 |
---|---|
久保 大輔 | 国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構 航空技術部門 航空利用拡大イノベーションハブ 主任研究開発員 |
中野 冠 | 慶應義塾大学大学院 SDM研究所顧問 |
山本 健一 | 経済産業省 製造産業局 航空機武器宇宙産業課 次世代空モビリティ政策室 次世代空モビリティ戦略企画調整官 |

6 問合せ先

(1)公募に関すること
経済戦略局 産業振興部 イノベーション課 事業創出担当
電話:06-6615-3726

(2)大阪港地区(中央突堤)の土地等に関すること
大阪港湾局 営業推進室 開発調整課
電話:06-6615-7776

(3)大阪・関西万博時における空飛ぶクルマの実現に向けた取組に関すること
- 万博推進局 整備調整部 整備調整課
電話:06-6690-7751 - 経済戦略局 産業振興部 イノベーション課 事業創出担当
電話:06-6615-3726 - 計画調整局 計画部 交通政策課
電話:06-6208-7842
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