報道発表資料 「GPS情報が取得できない屋内でのドローン飛行」の実証実験を支援します
2024年7月29日
ページ番号:631796

問合せ先:経済戦略局産業振興部イノベーション課(06‐6615‐3723)

令和6年7月29日 14時発表

同時資料提供:大阪経済記者クラブ、大阪科学・大学記者クラブ
大阪市は、成長産業の振興等を図るため、民間事業者等による先端技術を活用した実証実験を支援しています。
この度、IoT・ロボットビジネス実証実験支援プログラム「AIDOR(アイドル)エクスペリメンテーション」として、株式会社Red Dot Drone Japanによる「GPS情報が取得できない屋内でのドローン飛行」の実証実験を、大阪・咲洲の複合商業施設「アジア太平洋トレードセンター(ATC)」において、支援します。
通常、ドローンを自動飛行させる際には衛星利用測位システム(以下「GPS」という。)を使いますが、屋内では利用が難しいという課題があり、人手不足から導入が期待されているものの、トンネルの点検や商業施設の警備などへのドローン活用は広がっていません。
本実証実験では、そうした課題の解決をめざし、GPS情報が取得できない屋内でのドローン飛行の実現に向けた検証を行います。

概要

実施名称
GPS情報が取得できない屋内でのドローン飛行の実証実験

実施内容
2Dマーカーなど様々な自己位置推定技術を使ってドローンの自動航行・撮影の検証を行い、それぞれの技術や複数の技術を組み合わせた際の有用性を評価します。

実施主体
株式会社Red Dot Drone Japan
- 代表取締役 三浦 望
- 所在地 大阪市住之江区南港北2-1-10 ATCビル ITM棟6階 M-1-7
- 事業内容 遠隔操縦によるドローン制御や一人で複数ドローンの操縦を実現するソフトウェアなどを開発しています。スポーツや旅行などを通して、ドローンの利活用を推し進めています。

実施期間
令和6年8月1日(木曜日)から12月末頃まで(予定)

実施場所
アジア太平洋トレードセンター(ATC)内倉庫(大阪市住之江区南港北2-1-10)

検証項目
- 非GPS環境における遠隔操作の難易度などの検証
- 2Dマーカーなど自己位置推定技術を活用したドローンの自律航行の検証

問合せ先
ソフト産業プラザTEQS(公益財団法人大阪産業局)
担当:下地、田中
電話:06-6615-1000

(参考)IoT・ロボットビジネス実証実験支援プログラム「AIDORエクスペリメンテーション」
大阪咲洲の複合商業施設「アジア太平洋トレードセンター(ATC)」と大阪舞洲のスポーツ施設を実証フィールドとして実施する、実証実験の開発支援プログラムで、本市の中小企業支援施策の執行機関である公益財団法人大阪産業局が本市からの交付金による事業として実施するものです。「未来社会の実験場」をコンセプトとする万博に向けて、実証実験支援の取組を積み重ね、大阪における新たなビジネス創出に取り組んでおり、今後も引き続き、全国から実証実験を募集します。
詳しくは、「AIDORエクスペリメンテーション」のホームページをご覧ください。
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