報道発表資料 「夜間点灯した自分の光で発電・給電するソーラー光循環街灯」の実証実験を支援します
2024年9月13日
ページ番号:631816

問合せ先:経済戦略局産業振興部イノベーション課(06‐6615‐3723)

令和6年9月13日 14時発表

同時資料提供:大阪経済記者クラブ、大阪科学・大学記者クラブ
大阪市は、成長産業の振興等を図るため、民間事業者等による先端技術を活用した実証実験を支援しています。
この度、IoT・ロボットビジネス実証実験支援プログラム「AIDOR(アイドル)エクスペリメンテーション」及び実証事業推進チーム大阪(構成団体:大阪府、大阪市、大阪商工会議所)の取組として、有限会社ライトプランによる「夜間点灯した自分の光で発電・給電するソーラー光循環街灯」の実証実験を、大阪・咲洲の複合商業施設「アジア太平洋トレードセンター(ATC)」において、支援します。
昨今、太陽光発電型の屋外灯が普及してきています。しかし日中しか発電できないなど、長期間点灯させるうえで、設置・運用面に課題があります。
特に、電力不足の離島地域や災害時の都市部においては、こうした課題の解決への対応が重要となるため、本実証実験では、実施主体である有限会社ライトプランと株式会社久米電機が開発する、夜間や天候不良の際にもLEDの光で発電して給電する新しい発想の小型システム「ソーラー光循環街灯」の有効性を検証します。

概要

実施名称
夜間点灯した自分の光で発電・給電するソーラー光循環街灯の実証実験

実施内容
アジア太平洋トレードセンター(ATC)のそれぞれ日照量の異なる2箇所に機器を設置し、夜間長期点灯の状況やバッテリー容量の違いによる蓄電残量の検証などを行います。

実施主体
有限会社ライトプラン
- 代表取締役 森成 洋子
- 所在地 愛知県豊橋市前田南町2-8-24
- 事業内容 省エネルギー照明機器の開発・販売の事業を推進しており、新規事業として「ソーラー光循環街灯」を開発しています。

実施期間
令和6年9月13日(金曜日)から11月末頃まで(予定)

実施場所
アジア太平洋トレードセンター(ATC)内2箇所(大阪市住之江区南港北2-1-10)

検証項目
- 太陽光発電式屋外灯の天候に左右されないLED灯の夜間長期間点灯の確認
- 長期間点灯を続けるためのバッテリー容量の違いによる蓄電残量の検証

問合せ先
ソフト産業プラザTEQS(公益財団法人大阪産業局)
担当:下地、田中
電話:06-6615-1000

(参考)IoT・ロボットビジネス実証実験支援プログラム「AIDORエクスペリメンテーション」
大阪咲洲の複合商業施設「アジア太平洋トレードセンター(ATC)」と大阪舞洲のスポーツ施設を実証フィールドとして実施する、実証実験の開発支援プログラムで、本市の中小企業支援施策の執行機関である公益財団法人大阪産業局が本市からの交付金による事業として実施するものです。「未来社会の実験場」をコンセプトとする万博に向けて、実証実験支援の取組を積み重ね、大阪における新たなビジネス創出に取り組んでおり、今後も引き続き、全国から実証実験を募集します。
詳しくは、「AIDORエクスペリメンテーション」のホームページをご覧ください。

(参考)実証事業推進チーム大阪
大阪府、大阪市、大阪商工会議所は、「未来社会の実験場」をコンセプトとする2025年大阪・関西万博を見据えて、革新的な実証実験を行いやすい環境を整え、大阪で新しいビジネスを生み出す好循環を創り出し、「実証事業都市・大阪」を実現するため、「実証事業推進チーム大阪」を設置しています。
大阪商工会議所を窓口とし、大阪府・大阪市の関連施設や公共空間、賛同いただいた民間企業の工場や施設等をフィールドとして提供する支援を行っています。
詳しくは、大阪商工会議所ホームページ「先端技術を活用した実証実験」をご覧ください。
探している情報が見つからない
