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報道発表資料 「国産水中ドローンによる水中捜索及び点検ソリューション」の実証実験を支援します

2024年11月25日

ページ番号:639433

問合せ先:経済戦略局産業振興部イノベーション課(06‐6615‐3723)

令和6年11月25日 14時発表

同時資料提供:大阪経済記者クラブ、大阪科学・大学記者クラブ

 大阪市は、「咲洲テック・ラボ・プログラム」(注)の一環として、株式会社FullDepthが実施する「国産水中ドローンによる水中捜索及び点検ソリューション」の実証実験を支援します。
 水中ドローンとは、潜航が可能な有線式の小型無人潜水機の通称です。日本は海に囲まれた島国であり、水中ドローンの利活用は、水産業だけでなく、水中にある橋脚や港湾施設などの海洋構造物の点検をはじめ、海洋土木、海難事故における救助・捜索などに期待されています。
 本実証実験では、株式会社FullDepthが今後の社会実装をめざし、自社開発する水中ドローンDiveUnitを使って、「自動運転による広域探索技術」と「映像鮮明化技術による接近撮影」を組み合わせ、水中捜索と点検ソリューションの技術実証を行います。
(注)大阪市では、咲洲エリアの企業・大学などと連携した実証実験フィールドを使って、ビジネス化や試作品のテストなどを軸とした支援を提供する「咲洲テック・ラボ・プログラム」を実施しています。

概要

実施名称

国産水中ドローンによる水中捜索及び点検ソリューションの実証実験

実施内容

 海中での水中ドローン動作確認を行うとともに、水中警備や救助を想定した検証として水中ドローンによる水中マップ生成と、事前に設置した仮想捜索対象物の撮影を行います。加えて、岸壁の外壁点検として、岸壁壁面の水中部を撮影し、実際の環境での視認性や操作性などを検証します。

実施主体

株式会社FullDepth

  • 代表取締役社長 CEO 吉賀 智司
  • 所在地:東京都中央区東日本橋2-8-4 東日本橋1stビル
  • 事業内容:国産の水中ドローン及び水中計測技術を開発しています。深海検査技術をベースに、インフラ点検などへの先進水中デジタル化技術の社会実装に取り組んでいます。
 詳しくは、株式会社FullDepth別ウィンドウで開くのホームページをご覧ください。
実施日時

令和6年12月4日(水曜日)10時~12時及び13時~15時
(予備日 12月3日(火曜日)、5日(木曜日)及び6日(金曜日))
(注)

  • 天候等の状況により、実施日時が変更になる可能性があります。
  • 本実証実験は現地見学が可能です。下記実施場所まで直接お越しください。(事前申込不要)
  • 一般の方も見学が可能です。
実施場所
南港オズ岸壁(ATC)前面海域(OsakaMetroニュートラム南港ポートタウン線「トレードセンター前」駅から徒歩約5分)
検証項目
  • 自動航行の動作確認
  • リアルタイム海底マッピング技術の評価
  • 水中での外観確認性能(映像鮮明化技術の活用)

問合せ先

ソフト産業プラザTEQS(公益財団法人大阪産業局)
担当:下地、田中
電話:06-6615-1000

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