ページの先頭です

報道発表資料 「第20回大阪アジアン映画祭」を開催します

2025年1月31日

ページ番号:644678

問合せ先:経済戦略局文化部文化課(06-6469-5170)

令和7年1月31日 14時発表

 大阪映像文化振興事業実行委員会は、令和7年3月14日(金曜日)から3月23日(日曜日)まで、ABCホール等で「第20回大阪アジアン映画祭」を開催します。

 大阪アジアン映画祭では、「大阪発。日本全国、そしてアジアへ!」をテーマに、アジア映画最新作のコンペティション部門をはじめ、特別注視部門、インディ・フォーラム部門、その他特集企画・特別招待作品部門など、多彩なプログラムでアジア映画の魅力を紹介します。

映画祭概要

名称

第20回大阪アジアン映画祭(OSAKA ASIAN FILM FESTIVAL 2025)

会期

令和7年3月14日(金曜日)から3月23日(日曜日)まで

上映会場
チケット料金及び購入方法等

 チケット料金や購入方法、発売開始日時等の詳細については、順次大阪アジアン映画祭公式ホームページ別ウィンドウで開くでお知らせします。

プログラム概要

上映作品ラインナップ

 本映画祭のスペシャル・オープニング作品として、ベルリン国際映画祭受賞監督による最新作を上映します。また、特別上映作品「蒙古馬を殺す」をはじめとする多彩な作品が各部門に集まりました。

スペシャル・オープニング作品

 カザフスタンの新星・ファルハット・シャリポフ監督のミュージカル・エンタテインメント映画「愛の兵士」をスぺシャル・オープニング作品として上映します。前作「SCHEME」(2022年)がベルリン国際映画祭ジェネレーション14plus国際審査員グランプリを受賞した注目の監督の最新作です。近年K-POPと並び人気が高まるQ-POP(カザフスタンポップ)と共に、新世代のカザフスタン映画を日本でいち早く紹介します。

タイトル:「愛の兵士」(カザフスタン)

監督:ファルハット・シャリポフ

作品概要:身重の妻を持つシンガーソングライターの男は、魅力的なダンサーに惹かれてしまう。90年代に一世を風靡し、現在も活躍するカザフスタンの国民的人気グループA'Studioをフィーチャーし、美しい音楽と魅惑的なダンスが息をのむ傑作ミュージカル。

その他の上映作品

 昼は牧畜、夜は馬術ショーのパフォーマーとして生計を立てる男の姿を通し、草原から都市へ、都市から観光地へと押し出されるモンゴル人の生活を描いた意欲作「蒙古馬を殺す」(マレーシア、香港、中国)が特別上映されます。本作にて内モンゴル出身のチアン・シャオシュエン監督は、ヴェネツィア国際映画祭監督・脚本賞を受賞しました。

 加えて、次の短編作品17作品をはじめとした多彩な作品が上映されます。

  • 闘病生活を送る青年が突然異国の地にたどり着いてしまう、青木柚が主演するファンタジーストーリー「天使の集まる島」(日本)
  • 傷を抱き戦いながら生きるふたりが出逢う「だからなに」(日本)
  • K-POPアイドルになる夢のために別れを選択する女子高生カップルを描いた「サラバ、さらんへ、サラバ」(日本)
  • クィアな子供たちの冒険譚「街に溶ける」(日本)
  • 夫の性適合手術により揺れ動く妻の内面に切り込んだ「To Be A Woman」(日本、中国)
  • 退院したボクサーのことを思う看護師の心情を美しい映像で綴る「ボクシングの日」(中国)
  • 忘れ物をした罰としてみんなの前で歌うことを恐れて学校を抜け出す不安症の女子高生を描いた「ヘンゼル:2枚の制服スカート」(韓国)
  • 息子がセーラームーンになってしまい途方に暮れる母親を描いたオフビート映画「愛に代わって、おしおきよ!」(インドネシア)
  • タマラ・ド・レンピッカの画集を手にしたことで、知らない世界への扉をひらく少女の成長物語「屋上のレンピッカ」(ベトナム)
  • AIが進化する現代社会を辛辣に描いた娯楽作「恐るべき自動運転」(韓国)
  • パンデミック後のやりきれない思いを爽快に描いた「春二十三」(中国)
  • ロックに夢中になった青春時代を振り返る、ノスタルジックで最高にエモい青春映画「スズキ」(韓国)
  • 国家奉仕訓練キャンプの女性訓練生たちに待ち受ける試練を描いた、ロカルノ国際映画祭最優秀国際短編賞受賞作「洗浄」(マレーシア)
  • 映画と日本カルチャーへの愛が溢れるキュートな恋愛ストーリー「私たちの愛しい旅路」(タイ)
  • 同性婚を巡る新しい家族の形をやさしく描き出した「晩風」(台湾)
  • 孤独な大人たちの交流を見つめた「寂しい猫とカップケーキ」(台湾)
  • 少女の恋の芽生えと家族の崩壊を描いた「眩光」(香港)

 その他、多数のアジア(日本を含む)映画を一挙上映します。全ラインナップと上映スケジュール等詳細は2月中旬に映画祭公式ウェブサイト大阪アジアン映画祭公式ホームページ別ウィンドウで開くにてお知らせいたします。

コンペティション部門

 日本初上映以上となるアジア映画(日本映画を含む)およびアジアと深い関係を有する映画を上映します。審査委員により、「グランプリ(最優秀作品賞)」や「来るべき才能賞」等が選定されます。

特別注視部門

 まだポピュラーにはなっていなくても、今年、特に注視しておきたい潮流、才能を厳選してピックアップし、お届けします。

インディ・フォーラム部門

 気鋭の監督による斬新で挑戦的な作品を上映します。

その他(特集企画・特別招待作品部門等)

 「特集企画」ではタイ映画、香港映画、台湾映画を集めたプログラムを、「特別招待作品部門」ではアジアの華やかな話題作を上映等します。

セレモニー等

 セレモニーの詳細については、大阪アジアン映画祭公式ホームページ別ウィンドウで開くで順次お知らせします。

スペシャル・オープニングセレモニー

 メイン会場であるABCホールでの初日に、上映作品に関係するゲスト等を招待したオープニングセレモニーを実施します。

(注)映画祭会期初日の令和7年3月14日(金曜日)ではございませんので、ご注意ください。

授賞式・クロージングセレモニー

 コンペティション部門の「グランプリ(最優秀作品賞)」や「来るべき才能賞」のほか、観客の投票による「観客賞」、スポンサーアワード等の各賞を発表し、授賞式を実施します。

観客賞について

 会期中に上映される日本初上映となる新作(長編)を対象に、観客の投票により支持を最も多く集めた作品に「観客賞」を授与します。

関連イベント

 その他、大阪アジアン映画祭ポスター展やアジア映画ブックフェア、映画ワークショップなど多彩なイベントを実施します。詳しくは、大阪アジアン映画祭公式ホームページ別ウィンドウで開くで順次お知らせします。

主催

大阪映像文化振興事業実行委員会
(大阪市、一般社団法人大阪アジアン映画祭、大阪商工会議所、公益財団法人大阪観光局、朝日放送テレビ株式会社、生活衛生同業組合大阪興行協会、株式会社メディアプラス)

問合せ先

大阪アジアン映画祭運営事務局

電話:06‐4301-3092(祝日を除く月曜日から金曜日までの11時から17時まで)

ファックス:06‐4301‐3093

電子メール:info@oaff.jp

公式ホームページ:http://www.oaff.jp/別ウィンドウで開く

大阪市総合コールセンター(なにわコール)

電話:06‐4301-7285(8時から21時まで)

ファックス:06‐6373‐3302

探している情報が見つからない