報道発表資料 ソフト産業プラザTEQS内の5G X LAB OSAKAに「テック・ラボ・コーナー」を設置します
2025年8月18日
ページ番号:659354

問合せ先:経済戦略局産業振興部イノベーション課(06‐6615‐3723)

令和7年8月18日 14時発表

同時資料提供:大阪経済記者クラブ、大阪科学・大学記者クラブ
大阪市では、公益財団法人大阪産業局、ソフトバンク株式会社等と連携し、令和2年10月にソフト産業プラザTEQS内に5G X LAB OSAKAを設置し、5G等の先端技術を使った新事業の創出を支援してきました。このたび、5G X LAB OSAKAに新たに「テック・ラボ・コーナー」を設置し、令和7年8月18日(月曜日)から運用を開始します。
テック・ラボ・コーナーは、「咲洲テック・ラボ・プログラム」(注)の支援の一環として実施するもので、採択された企業の製品・サービスを展示し、来場者に仮想ユーザーとして体験していただくことで、製品の改善や協業につなげていきます。
第1弾としてスパイスキューブ株式会社が開発する小型の農業装置「AGROT」の展示を通して協業や自社導入の可能性、植物工場事業への興味関心などのヒアリングを実施するほか、温度・湿度・CO2濃度を制御する植物工場とは異なる環境での植物の生育状況を、野菜の収量データから検証します。
今後も引き続き官民連携し、展示を通して来場者に開発のヒントを提供すると同時に、体験者の感想を開発企業にフィードバックすることで、中小・スタートアップ企業による新しい製品・サービスの開発促進にもつなげていきます。
なお、今後テック・ラボ・コーナーでは、咲洲テック・ラボ・プログラム採択企業の製品・サービスを、順次設置していきます。
(注)大阪市では、咲洲エリアの企業・大学などと連携した実証実験フィールドを使って、ビジネス化や試作品のテストなどを軸とした支援を提供する「咲洲テック・ラボ・プログラム」を実施しています。

1 テック・ラボ・コーナー概要

見学開始日
令和7年8月18日(月曜日)

見学場所
5G X LAB OSAKA展示・体験ルーム
(大阪市住之江区南港北2-1-10 ATCビル ITM棟6階 ソフト産業プラザTEQS内)
- 開館時間:平日10時から18時まで
- 申込み:「5G X LAB OSAKA
」ホームページから事前予約

展示物
AGROT
スパイスキューブ株式会社が開発する畳1帖分のスペースから設置できる小型の農業装置で、コンセント1つで葉物野菜を栽培することが可能です。同装置は、飲食店やオフィスへの自家消費用としての設置や、工場や倉庫等の空きスペースをリノベーションし、植物工場として利活用する新規事業での活用を想定しています。

開発者
スパイスキューブ株式会社
- 代表取締役:須貝 翼
- 所在地:大阪市浪速区桜川1-1-30
- 事業内容:「世界中どこでも農業を実現する」をコンセプトに、2018年に大阪で創業したアグリテックのスタートアップです。小さな植物工場を街中に作り続けることで未来のこどもたちも国産の野菜を食べられる世の中をめざします。大規模な植物工場ではなく空きテナント等の小規模スペースからスモールスタートができ、利益を追求した都市型農業のビジネスモデルを構築することで中小企業でも農業参入できる仕組みを作っています。
詳しくは、スパイスキューブ株式会社のホームページをご覧ください。

2 問合せ先
公益財団法人大阪産業局(ソフト産業プラザTEQS)
担当:高木、藤井
電話:06-6615-1000
メール:office@teqs.jp

(参考)ソフト産業プラザTEQS
大阪市が設置する、IoTやAIなどの先端テクノロジーを活用した製品・サービスの開発を行う中小企業を支援する施設です。公益財団法人大阪産業局が運営しています。
詳しくは、ソフト産業プラザTEQSのホームページをご覧ください。

(参考)5G X LAB OSAKA
「5G X LAB OSAKA」は、5Gの通信環境を備えたオープンラボです。5G技術を体感し新たなビジネスの発想につなげてもらうことを目的に、約200平方メートルの空間に、5Gを活用した製品・サービスが約30点揃います。
大阪市・ソフトバンク株式会社・一般社団法人i-RooBO Network Forum・公益財団法人大阪産業局の官民連携により令和2年10月にオープンしました。
詳しくは、「5G X LAB OSAKA」ホームページをご覧ください。
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