報道発表資料 都市型自動運転船「海床(うみどこ)ロボット」による都市の水辺のイノベーションに関する実証実験(5回目)を支援します
2025年10月7日
ページ番号:662537
問合せ先:経済戦略局産業振興部イノベーション課(06‐6615‐3723)
令和7年10月7日 10時発表
同時資料提供:大阪経済記者クラブ
大阪府、大阪市、大阪商工会議所で構成する実証事業推進チーム大阪は、株式会社竹中工務店を代表法人とする海床ロボットコンソーシアムと特定非営利活動法人大阪水上安全協会が共同で実施する、都市型自動運転船「海床(うみどこ)ロボット」による都市の水辺のイノベーションに関する実証実験(5回目)を支援します。
令和3年、令和4年、令和5年、令和7年6月(令和7年6月18日報道発表済み)に引き続き5回目の実施となる今回の実証実験は、大阪城公園東外堀において、「海床ロボット」のより安全な自動運航の実現に向けて、第4回実証実験(令和7年6月)で得た水域環境データを海床ロボットの自動航行プログラムに反映させ、LiDARセンサー(注)を使った自己位置制御と自動運転が可能であるかを検証します。
(注)レーザー光を使って距離や形状を測定するセンサー
実証実験概要
(1) 実施日
令和7年10月7日(火曜日)から10月9日(木曜日)まで
(2) 実施場所
大阪城公園 東外堀(大阪市中央区大阪城2番)
(3) 実施主体
株式会社竹中工務店(海床ロボットコンソーシアム)
(4) 共同実験者
特定非営利活動法人大阪水上安全協会
(5) 実証実験の概要
「海床ロボット」は、純国産制御システムを搭載し、海や運河・河川並びに湖沼などの水面に浮かべた床(3メートル四方)が自動で動き、離着岸する自動運転船です。
今回の実証実験は、前回実証実験(令和7年6月)で収集したデータをもとに、LiDARセンサーを使った自己位置推定システムを構築し、海床ロボットの自動運転に必要な位置情報の取得から制御までの一連のプロセスの有効性の検証、GPSに依存しない位置制御手法の技術的実証を行うもので、これまでの実証実験で得た結果をもとに、海床ロボットを水辺で利活用し、観光事業として社会実装できるよう整備を進めていきます。

海床ロボット5号機(イメージ)

LiDARセンサーで収集した点群データ
(6) 問合せ先
大阪商工会議所 産業部 産業・技術振興担当
担当:田中、松村、西田
電話:06-6944-6300
ファックス:06-6944-6249
メール:sangyo@osaka.cci.or.jp
(参考)実証事業推進チーム大阪
大阪府、大阪市、大阪商工会議所は、実証実験を行いやすい環境を整え、大阪で新しいビジネスを生み出す好循環を創り出し、「実証事業都市・大阪」を実現するため、「実証事業推進チーム大阪」を設置しています。大阪商工会議所を窓口とし、大阪府・大阪市の関連施設や公共空間、賛同いただいた民間企業の工場や施設等をフィールドとして提供する支援を行っています。
詳しくは、大阪商工会議所ホームページをご覧ください。






