報道発表資料　「大阪市健康づくりプロモーション事業」の各種事業を実施します

　大阪市は、2025年大阪・関西万博の開催に向けた健康増進の機運醸成と、健康づくりにかかる各種事業について、民間企業等関係機関と連携した情報発信やプロモーションを進める「大阪市健康づくりプロモーション事業」を実施しています。

　令和5年9月以降、民間事業者等関係機関等から専門的なアドバイス等による、「既存広報の分析・見直し等も含めた総合的な企画立案並びに改善支援」、「大阪市がん検診受診率の向上に向け、行動科学に基づいた新たな受診勧奨方法の構築」、「2025年大阪・関西万博の開催に向けた健康増進の機運醸成及びヘルスリテラシーの向上を図るためイベント等の実施」、「おおさか健活マイレージ"アスマイル"の大阪市民登録者数増加に向けた取組」などを進めています。

　なお、本事業のひとつである、大阪市がん検診受診率の向上に向けた行動科学に基づく受診勧奨方法として、新たなモデルの個別勧奨を令和5年10月下旬から、実施しますのでお知らせします。

　大阪市では、「大阪市健康増進計画　すこやか大阪21（第2次後期）」において「健康寿命の延伸」と「健康格差の縮小」を基本目標として様々な取組を実施しています。とりわけ、大阪市は、がん検診受診率が全国の水準と比べて低い状況にあり、目標とする検診受診率50パーセントに到達していない状況にあります。大阪市全体の受診率を向上していくには、大阪市がん検診の受診者数の増加だけでなく、加入している医療保険や勤務先等のいわゆる「職域」での受診者数を増やす必要があります。

　本事業では、これらを踏まえ、民間企業等関係機関と連携して広く情報発信・プロモーションすることにより、大阪市の健康増進に関する取組の認知度を高め、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとする2025年大阪・関西万博の開催に向けた健康増進の機運を醸成するとともに、市民にがん検診の受診など具体的な行動変容を促し、日々の健康増進活動につなげることで、市民の健康寿命延伸をめざすことを目的とします。

　各種事業等の詳細については、随時「大阪市ホームページ」でお知らせします。

　各種健康づくり事業の広報媒体（ホームページや勧奨ハガキ）の代表的なものについて、よみやすさ等の改善を図ります。

実施期間：令和5年9月中旬から令和5年12月まで

　がん検診の長期未受診者等に対し、携帯電話のSMS（ショートメッセージサービス）を用いた個別勧奨をモデル的に実施します。

実施期間：令和5年10月下旬から令和6年2月までの間に複数回

• 実施期間：令和5年11月下旬
• 主な内容
  がんを学べるコンテンツの展示
  医師やゲストによるトークセミナー
  2025年大阪・関西万博の開催及びおおさか健活アプリ「アスマイル」の広報
• 場所：なんばCITYガレリアコート（大阪市中央区難波5丁目1-60）

• 実施期間：令和5年12月14日（木曜日）から12月25日（月曜日）のうち7日間
• 主な内容
  暗闇で注目を集めやすいデジタルコンテンツの展示による健康行動の啓発
  おおさか健活アプリ「アスマイル」のポイントがたまるウォーキングイベントの実施
• 場所：中之島公園（大阪市北区中之島1-1外）

　「がんを知る教室」、「OSAKA光のルネサンス2023」でのパネル展示等の広報活動、アプリダウンロードのサポートを実施します。

実施時期：イベント1とイベント2で同時に開催

　AIアシスタントによる自動サポート機能を搭載したアプリで、運動の習慣化を促す実証実験を実施します。

実施期間：令和5年11月から令和6年2月までの間に実施