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報道発表資料 麻しん(はしか)患者の発生に伴う注意喚起について

2024年3月11日

ページ番号:622299

問合せ先:大阪市保健所感染症対策課(06-6647-0956)

令和6年3月11日 17時発表

 大阪市は、令和6年3月1日(金曜日)に東大阪市において麻しん(はしか)陽性が判明した患者(令和6年3月1日大阪府報道発表別ウィンドウで開く)と同一の航空機(エティハド航空 EY830便)に搭乗していた大阪市在住の方の麻しん(はしか)への感染を、令和6年3月8日(金曜日)に確認しましたのでお知らせします。

 本発表は、当該患者と接触した方が麻しんに感染している可能性があるため、広く情報提供するものです。

1 患者概要

20代 女性1名(大阪市在住)

主な症状:発熱、発しん、頭痛

ワクチン接種歴:1回

(注)患者及び患者家族等の個人情報については、プライバシー保護の観点から本人等が特定されることのないよう、格段のご配慮をお願いいたします。

2 判明の経過

 令和6年3月6日(水曜日)に東大阪市保健所から、大阪府発表の患者と同一の航空機に搭乗していた当該患者への健康観察等の対応依頼があり、健康観察を行っていました。

 令和6年3月8日(金曜日)に当該患者から、発熱・発しんの症状が出たとの連絡が大阪市にあり、同日時点の滞在先が東京都内であったことから、東京都内の保健所に調査等を依頼しました。当該保健所の調査及び東京都健康安全研究センターの検査の結果、同日、麻しん陽性であることが判明しました。

  • 令和6年2月23日(金曜日・祝日)~24日(土曜日) 大阪府発表の患者と同航空機に搭乗
  • 令和6年3月7日(木曜日) 頭痛、新幹線で東京に移動
  • 令和6年3月8日(金曜日) 発熱、発しん、東京都健康安全研究センターで検査、東京都内保健所より「修飾麻しん(検査診断例)」の届出
  • 令和6年3月9日(土曜日) 都内病院に入院

3 患者が利用し、不特定多数の方と接触した可能性がある公共交通機関

  • Osaka Metro 御堂筋線 中津駅~新大阪駅
    日時:令和6年3月7日(木曜日) 12時50分から13時10分ごろ
  • 新幹線のぞみ24号 6号車 新大阪駅~品川駅
    日時:令和6年3月7日(木曜日) 13時45分から16時8分まで

 上記公共交通機関を利用した方で、利用後3週間以内に麻しんを疑う症状が現れた場合は、事前に医療機関に連絡の上、すみやかに受診してください。

4 麻しんの症状等

 麻しんは、感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れ、2、3日熱が続いた後、39度以上の高熱と発しんが出現します。

 これらの症状が現れている間は、咳や鼻水に麻しんウイルスが出るので、免疫のない人に感染させてしまいます。

 詳しくは、大阪市ホームページ「麻しん(はしか)に注意しましょう」をご確認ください。

5 その他

 なお、令和6年3月11日付けで本市から当該患者にかかる関係機関に麻しん患者発生について報告しています。

(参考)麻しん発生状況
令和2年令和3年令和4年令和5年令和6年(注)
大阪市10020
全国1066282

(注)大阪市の情報は令和6年3月11日現在です。また、全国の値は9週まで(令和6年1月1日~3月3日)の累積速報値です。

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