報道発表資料　麻しん（はしか）患者の発生に伴う注意喚起について

　令和6年3月12日（火曜日）、京都市保健所管内において、麻しん（はしか）の感染が確認された患者（令和6年3月13日京都市報道発表）が、感染可能期間に大阪市内の施設を利用し、不特定多数の方に接触していることが判明しましたのでお知らせします。
　本発表は、当該患者と接触した方が麻しんに感染している可能性があるため、広く情報提供するものです。
　なお、当該患者は、3月1日（金曜日）に東大阪市と大阪府において報道発表（令和6年3月1日大阪府報道発表）があった麻しん患者と関西国際空港で接触した可能性のある方です。

• 年代・性別：30代男性（京都市内在住）
• 主な症状：発熱、発しん、咳嗽、鼻水、コプリック斑
• 発生届出年月日：令和6年3月12日（火曜日）
• 発病年月日：令和6年3月7日（木曜日）

令和6年3月6日（水曜日）

• 近畿日本鉄道　京都線（急行）　東寺駅（12時3分）～丹波橋駅（12時20分）
• 京阪電気鉄道　本線（特急もしくは快速急行）　丹波橋駅（12時20分）～京橋駅（12時58分）
• 京阪電気鉄道　本線（特急）　京橋駅（21時21分）～丹波橋駅（22時6分）
• 近畿日本鉄道　京都線（急行）　丹波橋駅（22時6分）～東寺駅（22時12分）

（注）1、2本前後の電車に乗車されている可能性があります。

令和6年3月6日（水曜日）

スターバックス大阪城公園店（15時頃、テイクアウト利用）

　上記（1）（2）を利用した方で、利用後3週間以内に麻しんを疑う症状が現れた場合は、事前に医療機関に連絡の上、すみやかに受診してください。

（注）公共交通機関及び施設への問合せは御遠慮ください。

　麻しんは、感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れ、2、3日熱が続いた後、39度以上の高熱と発しんが出現します。

　これらの症状が現れている間は、咳や鼻水に麻しんウイルスが出るので、免疫のない人に感染させてしまいます。

　詳しくは、大阪市ホームページ「麻しん（はしか）に注意しましょう」をご確認ください。

（注）大阪市の情報は令和6年3月13日現在です。また、全国の値は10週まで（令和6年1月1日～3月10日）の累積速報値です。