報道発表資料 淀川左岸線(2期)建設中区間での新技術の実証フィールド提供にかかる取組を決定しました
2024年3月29日
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問合せ先:建設局淀川左岸線2期建設事務所設計課(06-6466-2180)
令和6年3月29日 14時発表
大阪市では、万博時に万博会場までのシャトルバス等のアクセスルートととなる淀川左岸線(2期)建設中区間を、SDGsの達成に資する新技術を実証するための「未来社会の実験場」のフィールドとして提供し、多様な共創チャレンジの創出や活動を行う民間企業等を支援しています。(令和5年11月30日報道発表済み)
この度、2件の申請があり、審査の結果、次に示す取組を行うことが決定しましたので、お知らせします。
なお、実施にあたっては、施設使用に関する手続き等が整ったのち実施していただきます。
また、新技術の実証フィールド提供にかかる事前相談は、今後も随時受け付けます。
取組1 「路面標示用塗料の屋外環境下における実用性検証」
事業者
株式会社キクテック(愛知県名古屋市南区加福本通1丁目26番地)
実施期間
令和7年1月から令和7年10月まで(準備期間含む)
実施内容
淀川左岸線(2期)建設中区間(本線、分岐部)において、石油由来の材料を植物由来の材料またはリサイクル材料に置換した路面標示用塗料を設置し、車両の通過や気象の変化を含む実路面での検証を実施し、現行製品(石油由来材料)と開発製品(植物由来材料及びリサイクル材料)との比較試験を実施します。
取組2「光ファイバセンシングによる次世代道路・交通管理技術の開発」
事業者
鹿島建設株式会社(関西支店)(大阪市中央区城見2-2-22 マルイトOBPビル)
実施期間
令和6年5月から令和7年10月まで(準備期間含む)
実施内容
淀川左岸線(2期)建設中区間の海老江工区開削トンネル工事区間において、アスファルト舗装道路の内部に光ファイバを敷設し、走行するシャトルバスの走行荷重をひずみや振動で検知・計測することで、交通流動状況や舗装道路に及ぼす影響に関する可視化技術を実証します。