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報道発表資料 建設局発注の下水道管渠再構築工事における積算単価の誤りについて(終報)

2025年6月25日

ページ番号:655607

問合せ先:建設局企画部工務課工事監理担当(06-6615-6458)、契約管財局契約部契約課(工事契約グループ)(06-6484-7540)

令和7年6月25日 14時発表

 大阪市建設局において、工事等の入札予定価格を算定する際は、積算システム(以下「システム」という。)に数量、条件等を入力して積算しておりますが、システムに登録した単価の一部に誤りがあり、システムを用いて積算し発注した下水道管渠再構築工事等の入札予定価格が誤っていたことが判明し、一部の工事について入札を取り止めることとなりました。(令和7年3月17日報道発表済み

 このたび既に契約を締結している下水道管渠再構築工事等(以下「既契約工事等」という。)について予定価格等の調査が完了し、入札予定価格の誤りにより本来の落札候補者と異なる事業者と契約している案件が21件あることが判明しました。

 このような事態を発生させ、関係者の皆さまに多大なご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げますとともに、市民の皆さまの信頼を損なうことになりましたことを深く反省し、再発防止に努めてまいります。

1 経過・概要

 令和7年2月28日(金曜日)に、積算単価改定作業を行う中で、システムに登録している令和6年度積算単価の一部に誤りがあることが判明しました。ただちに、積算、発注に影響がある工事等の調査を開始したところ、入札開札後落札者決定前の工事6件のうち2件は落札候補者が変わるため、入札を取り止めることとなりました。

 今回、既契約工事等についても同様に調査を行ったところ、誤った積算単価を使用した工事36件のうち入札予定価格の誤りにより21件で本来の落札候補者と異なる事業者と契約を締結していました。

 なお、これら21件の契約は成立しており、有効なものとして継続します。

2 落札候補者への対応

 本来であれば落札候補者の資格を有していた事業者に対して、令和7年6月18日(水曜日)付けの文書にて今回の事案に関する経過の説明と謝罪を行いました。

3 原因

 積算単価のシステム入力様式が以前と異なっていたことに気づかず、誤った単価を入力したことが原因です。積算単価については複数人で十分に確認をしていましたが、システム入力後の確認が十分ではありませんでした。

4 再発防止策

 今回の事態を厳粛に受け止め、積算単価の複数人による確認に加え、入力作業時にパソコン上でも入力内容について複数人による確認を厳格に行うことを徹底し、入力誤りの発見、未然防止強化を図ってまいります。

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