報道発表資料　下水道カーボンニュートラルへ向けたシンポジウムの聴講者を募集します

　大阪市では、「下水道展’25大阪」（令和7年6月16日報道発表済み）（主催：公益社団法人　日本下水道協会）の併催企画として、下水道事業でのカーボンニュートラルの実現に向けて乗り越えていくべき課題を再確認し、下水道の持つ強みを活かした多様な関係者との協同による技術開発や事業推進のあり方について考える「下水道カーボンニュートラルへ向けたシンポジウム」を開催しますので、聴講者を募集します。
　シンポジウムでは、前半に国や学識者（東京大学）による講演や、取組みを進める関係各位（下水道協会･大阪市･恵庭市･福岡市･日本ガス協会）による取組み事例の報告を行います。後半には、登壇した産学官関係者によるパネルディスカッションを行う予定です。

大阪市建設局、日本下水道協会（共催）

令和7年7月29日（火曜日）　13時30分から16時30分まで（開場13時）

インテックス大阪　6号館　会議室F　（大阪府大阪市住之江区南港北1丁目5−102）

対面参加、Web参加併用

• 講演1（国土交通省 水管理・国土保全局 上下水道企画課　尾崎課長補佐）
  2050年カーボンニュートラルの実現に向けた下水道事業における取組について

• 講演2（東京大学大学院 工学研究科　加藤特任准教授）
  下水道GXの論点

• 事例報告1（日本下水道協会）
  下水道GX（グリーン･トランスフォーメーション）の取組
  各自治体の下水道事業でのエネルギー活用や肥料利用の拡大に向けた支援内容

• 事例報告2（大阪市）
  大阪市における下水道カーボンニュートラルへの方針と技術開発
  大阪市下水道カーボンニュートラル基本方針の策定と今後の展望

• 事例報告3（恵庭市）
  先進自治体における下水道カーボンニュートラルへの取組
  生ごみ等地域バイオマスの受入や処理場内未利用地でのPPA事業実施など

• 事例報告4（福岡市）
  先進自治体における下水道カーボンニュートラルへの取組
  下水汚泥固形燃料化・リン資源有効利用・バイオガス発電・再エネ由来電力の調達など

• 事例報告5（日本ガス協会）
  エネルギー業界でのカーボンニュートラルへの取組
  カーボンニュートラルへの対応方針と技術開発の動向など

進行：東京大学大学院 工学研究科　加藤特任准教授

• 議題1　下水道事業でのカーボンニュートラル実現への課題

• 議題2　他分野などからの視点

• 議題3　下水道の強みを活かした多様な関係者と協同した対策の推進・展望

　事前申込サイト（Peatix（ピーティックス））よりお申込みください。

　下水道展は、公益社団法人日本下水道協会の主催で、下水道事業の管理者である地方公共団体等を対象に、全国の下水道関連企業の技術開発の成果等に基づき、下水道に関する幅広い分野の最新技術・機器等を展示、紹介するとともに、一般の方々に下水道について理解と関心を持っていただくことを目的として毎年開催している国内最大規模の総合展示会です。

　詳細は、「下水道展’25大阪」をご覧ください。