報道発表資料 教職員の懲戒処分について
2024年12月27日
ページ番号:642570

問合せ先:教育委員会事務局 教務部 教職員人事担当(06-6208-9059)

令和6年12月27日 14時発表
大阪市教育委員会では、令和6年12月27日(金曜日)、所管する小学校の職員1名に対して、次のとおり懲戒処分を行いました。
教職員の非違行為に対しましては、これまでも厳正に対処してきたところですが、今後とも、不祥事の再発を防止するため教職員の服務規律の確保を徹底し、市民の皆様の信頼回復に努めてまいります。

1 被処分者
- 所属 大阪市立小学校
- 職種 教諭
- 年齢 30歳

2 処分内容
懲戒処分として、免職
(根拠法令:地方公務員法第29条第1項第1号及び第3号)

3 処分事由概要
被処分者は、以下の交通法規違反を行った。
- 令和5年3月15日(水曜日)、被処分者は、公安委員会の運転免許を受けないで、大阪市東住吉区の道路上において、普通乗用自動車を運転した。
- 令和5年3月16日(木曜日)、被処分者は、公安委員会の運転免許を受けないで、大阪市阿倍野区の道路上において、普通乗用自動車を運転し、進路前方の停車車両付近に佇立していた被害者Aに自車左サイドミラー等を衝突させて路上に転倒させ、被害者Aに加療約12週間を要する右大腿骨頸部骨折の傷害を負わせた。
また、被処分者は、被害者Aに傷害を負わせる交通事故を起こしたにもかかわらず、直ちに最寄りの警察署の警察官に報告しなかった。 - 令和5年3月26日(日曜日)、被処分者は、大阪市東住吉区の道路上において、普通乗用自動車を運転していた際、交差点手前で信号待ちのために停止していた被害者Bが運転する普通乗用自動車後部に自車前部を衝突させ、被害者Bに加療約9日間を要する頸椎捻挫等の傷害を負わせた。

4 被処分者の起訴・公判状況について
被処分者は、令和6年8月2日(金曜日)、道路交通法違反及び自動車運転死傷行為処罰法違反の疑いで大阪地方検察庁から起訴され(令和6年8月21日報道発表済み)、令和6年11月11日(月曜日)、大阪地方裁判所において懲役1年4月執行猶予3年の判決を言渡されました。しかし、被処分者が控訴したため、現在大阪高等裁判所において審理中です。

5 再発防止策
今回の事案を受け、改めて教職員一人ひとりが、勤務時間の内外を問わず公務員としての自覚を持って行動し、信用失墜につながる行為は厳に慎むよう周知徹底を図ります。
今後とも、服務規律の確保及びコンプライアンス意識の徹底に、より一層取り組んでまいります。
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