報道発表資料 令和6年度大阪市英語力調査の結果について
2025年1月29日
ページ番号:644655

問合せ先:教育委員会事務局 指導部 初等・中学校教育担当 英語イノベーショングループ(06-6208-9197)

令和7年1月29日 14時発表
大阪市では、「大阪市教育振興基本計画」に基づき、平成25年度(2013年度)から、児童生徒の英語力向上をめざす「英語イノベーション事業」を進めてきました。主な取組として、子どもたちの英語力を的確に把握し、教員の学習指導の改善・工夫につなげるために、経年で英語力調査を実施しています。
学習指導要領において英語の4技能をバランスよく育成することが示されており、本市においては令和3年度(2021年度)から英語の4技能について、GTEC(注1)を活用して調査することとしました。
令和6年度(2024年度)に実施した調査の結果、CEFR A1レベル(注2)相当以上の英語力を有する中学3年生の割合は、57.5パーセントであり、教育振興基本計画の指標である56パーセント以上を達成できました。
今後も、子どもたちの豊かな語学力・コミュニケーション能力を育成するために、これまで取り組んできた小中学校9年間を見通した英語教育の取組を更に推進し、英語4技能の総合的な育成に取り組んでまいります。
(注1)GTECとはベネッセコーポレーションが提供する英語4技能試験のことです。
(注2)CEFR(Common European Framework of Reference for Languages: Learning, teaching, assessment)は、外国語の学習、教授、評価のためのヨーロッパ共通参照枠で、A1は英検に換算すると3級程度のレベルとなります。
大阪市英語力調査結果 |
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令和6年度 |
|
GTEC平均スコア |
CEFR A1レベル相当以上の英語力を有する中学3年生の割合 |
||||
リスニング(聞くこと) |
リーディング(読むこと) |
スピーキング(話すこと) |
ライティング(書くこと) |
合計 |
|||
大阪市平均 |
104.6 |
105.7 | 102.1 |
149.6 |
464.8 |
57.5パーセント |
|
全国平均 |
105.0 |
100.0 |
99.0 |
151.0 |
457.0 |
- |
|
差 |
-0.4 | +5.7 |
+3.1 |
-1.4 |
+7.8 |
- |
全国平均とは、全国でGTECを受験した生徒の平均スコアです。
リーディング、スピーキングは前年度から引き続き全国平均を上回っています。
リスニングは、全国平均とほぼ同等です。
これまで弱みであったライティングは、前年度から11.7ポイント上がり、改善が見られます。

(参考)令和5年度調査結果
大阪市英語力調査結果 |
|||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
令和5年度 |
|
GTEC平均スコア |
CEFR A1レベル相当以上の英語力を有する中学3年生の割合 |
||||
リスニング(聞くこと) |
リーディング(読むこと) |
スピーキング(話すこと) |
ライティング(書くこと) |
合計 |
|||
大阪市平均 |
107.7 |
101.3 | 102.2 |
137.9 |
451.8 |
54.3パーセント |
|
全国平均 |
106.0 |
100.0 |
97.0 |
156.0 |
461.0 |
- |
|
差 |
+1.7 | +1.3 |
+5.2 | -18.1 |
-9.2 | - |
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