報道発表資料　西区役所保健福祉課における特定不妊治療費助成に係る申請書類の紛失による助成金の支払遅延について

　大阪市西区役所保健福祉課において発生した特定不妊治療費助成にかかる申請書類の紛失により、助成金の支払いが遅延する事案（令和5年9月5日報道発表済み）を受け、西区役所へ連絡していただくよう案内したところ、これまでに1名の方に支払いができていなかったことが判明しました。

　このような事態が発生したことにつきまして、関係者の皆さまに多大なるご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げますとともに、市民の皆さまの信頼を損なうこととなりましたことを深く反省し、再発防止に努めてまいります。

　令和5年9月5日（火曜日）、ある区民（以下「K氏」という。）から、令和4年9月頃に西区役所保健福祉課地域保健グループ（以下「当グループ」という。）の窓口において、特定不妊治療費助成に係る申請書類（以下「申請書類」という。）を提出したものの、助成金が振り込まれていない旨の連絡がありました。

　K氏からの連絡を受け、申請に必要な書類の受付及び受診等証明書の取得状況等を確認したところ、令和5年9月5日に報道発表した内容と同様に、申請書類の紛失により助成金の支払いができていないことが判明しました。

　なお、申請書類については、外部に持ち出すことは考えにくく、外部への流出はないものと考えております。

「大阪市不妊に悩む方への特定不妊治療支援事業申請書」及び添付資料であった受診等証明書、住民票、診療費請求書兼領収書、診療費明細書に記載の氏名、住所、生年月日、前住所、本籍、振込先銀行口座、治療期間、治療費、診療明細

本来、令和4年12月に支給する分　300,000円

　令和5年10月24日（金曜日）、K氏に対しお詫びと経緯の説明を行い、改めて関係書類をご提出いただいたうえで、11月9日（木曜日）に支払い手続きを完了しました。

　紛失防止策として定めた申請書受付業務手順（令和5年8月改訂）を当グループの全職員が遵守するよう徹底するとともに、受付簿に綴られた申請書類の存否とその処理状況を管理職が常に確認しております。

　また、個人情報の取扱いに対する職員の意識の向上についても、あらためて取組みを進めており、組織全体として再発防止に努めております。

　「大阪市不妊に悩む方への特定治療支援事業」につきましては、令和4年度に事業が終了しております。令和4年度中に西区役所保健福祉課（地域保健グループ）において、申請手続きを行ったものの未だに助成金振込がされていないなどお心当たりがある方は、西区役所保健福祉課（地域保健グループ06-6532-9882）へお問い合わせください。