報道発表資料　令和4年度中央卸売市場事業会計の決算概要を公表します

　大阪市中央卸売市場事業会計の令和4年度決算は、収益が約76.6億円、費用が約75.8億円で、損益収支は約0.8億円の黒字となり、令和4年度末の未処理欠損金は約349億円となりました。

（注1）表内の計数は、全て四捨五入を行っており、また差引及び増減率（パーセント）については、円単位で計算しているため、表内計算で一致しないものがあります。
（注2）その他は、つけ物・乾物

　取扱数量は、前年度から2.3パーセント減の78万3,000トンとなり、取扱金額は、前年度に比べ4.1パーセント増の、3,245億200万円（前年度3,117億600万円）となりました。

（注）表内の計数は、全て四捨五入を行っており、また差引及び増減率（パーセント）については、円単位で計算しているため、表内計算で一致しないものがあります。

　収益は、電気料金高騰に伴う電気維持料の増による雑収益の増加や新型コロナウイルスの影響を踏まえた減免措置終了による施設使用料の増加などにより、一般会計からの補助金5億3,000万円を含めて前年度に比べ10.5パーセント増の76億5,800万円（前年度69億3,100万円）となりました。一方費用は、電気料金高騰に伴う電気使用料の増による経費の増加などにより、前年度に比べ9.6パーセント増の75億8,300万円（前年度69億2,100万円）となりました。

　この結果、当年度損益（収支差引）は7,500万円の剰余（前年度1,100万円の剰余）となりました。

　なお、令和4年度末の累積欠損金は、349億1,500万円です。

　今後の収支については、不透明な状況も多いため、「中央卸売市場経営計画2021」に基づき、引き続き収支改善に向けて取り組んでまいります。

建設改良費　13億8,400万円

本場　東棟買荷積込所新築工事等　12億4,900万円

東部市場　仲卸売場棟便所改修工事等　1億3,200万円

その他　機械器具その他　300万円