報道発表資料　中央卸売市場本場西棟卸売場の耐火被覆材の剥離落下に伴う空気環境測定の結果について

　大阪市中央卸売市場本場西棟卸売場における耐火被覆材の剥離落下（令和6年1月21日19時40分報道発表済み）に伴い、落下物の撤去後に当該箇所の空気環境測定を実施したところ、空気中に健康リスクに影響を与えるアスベストは浮遊していないことが確認されました。

　また、調査結果の判明に伴い、落下発見以降、実施しておりました落下場所周辺の立ち入り禁止措置を令和6年1月24日（水曜日）に解除します。

　施設利用者の皆さまにご迷惑をおかけしましたことをあらためてお詫び申しあげます。

　空気中に健康リスクに影響を与えるアスベストは浮遊していないことが確認されました。

（注）空気中、1リットルあたりの総繊維数濃度（注1）を計測したもの

令和6年1月21日（日曜日）

令和6年1月24日（水曜日）

空気環境測定の結果　0.17本/リットル　

　環境省が公表している「令和4年度アスベスト大気濃度調査結果」による住宅地域における空気環境「1リットルあたり0.056本未満～0.39本」（幾何平均値（注2））と比較しても概ね同程度の値です。

（注1）総繊維数濃度：長さと幅の比が3：1以上の繊維状物質の濃度を示し、アスベスト以外の繊維も含まれる。

（注2）幾何平均値：比率の平均を求める場合などに用いられる方法