ページの先頭です

報道発表資料 令和5年度国際消防救助隊員研修(関係機関合同27時間訓練)を実施します

2023年9月11日

ページ番号:607001

問合せ先:消防局 企画部企画課(広報)(06-4393-6057)

令和5年9月11日 14時発表

 大阪市消防局では、海外で地震等の大規模な災害が発生し、被災国から日本政府に対して国際緊急援助隊(以下、「JDR」という。)救助チームの派遣要請があった際に、その一員として、市内全29救助隊392名の中から25名の救助隊員を選抜し、被災国で人命救助等の任務にあたる国際消防救助隊員(以下、「IRT隊員」という。)として登録しています。

 このたび、大規模な訓練想定を設営した舞洲消防訓練用地において、当局のIRT隊員のほか、大阪府下・兵庫県下消防本部等のIRT隊員、大阪府警察、海上保安庁及び国際緊急援助隊医療班等のJDR隊員が参加し、実派遣をシミュレーションした関係機関合同27時間訓練を実施します。

 本訓練は、海外で大規模な地震災害が発生し、被災国政府から日本政府に対し国際緊急援助隊の派遣要請があった際の、IRT隊員の参集・派遣・救助活動・解散までの一連の活動を27時間継続して実施することで、海外派遣された場合に必要な知識及び技術の習得と、関係機関の隊員相互の連携強化を図ることを目的として実施するものです。

日時

令和5年1019日(木曜日)9時から1020日(金曜日)12時まで

場所

参加機関・人員

  • 大阪市消防局 35名(IRT隊員25名・後方支援要員及び事務局10名)
  • 大阪府下消防本部・局 24名(IRT隊員12名・後方支援要員12名)
  • 兵庫県下消防本部・局 8名(IRT隊員4名・後方支援要員4名)
  • 大阪府警察 4名(警備犬 2頭)
  • 海上保安庁 2名
  • 国際緊急援助隊医療班チーム 6名

訓練について

 本訓練は、JDRの海外派遣時を想定した実派遣シミュレーション訓練であるため、各隊員の参集・救助活動・解散までの一連の活動を27時間継続して実施します。なお、本訓練は、実派遣の参集場所となる成田国際空港を大阪市消防局高度専門教育訓練センター、被災国を舞洲消防訓練用地と仮想し、別紙「訓練進行表」に基づいて訓練を実施します。

参考1(実派遣の流れ)

 被災国政府から日本政府に対して、JDRの派遣要請があった場合、派遣される各隊員は、各消防本部・関係機関から成田国際空港へ集結し、結団式を経て被災国へ出発し、被災国において救助活動を実施します。

参考2(地震等の大規模災害発生に伴うJDRの主な派遣実績)
  • 平成21年 インドネシア(スマトラ島沖地震(大阪市消防局派遣))
  • 平成23年 ニュージーランド(カンタベリー地震)
  • 平成27年 ネパール(ネパール地震)
  • 平成29年 メキシコ(メキシコ中部地震)
  • 令和5年 トルコ(トルコ・シリア地震)

取材について

  • 取材を希望する場合は、令和5年1018日(水曜日)15時までに、大阪市消防局企画部企画課広報(連絡先:06-4393-6057)までご連絡ください。
  • 当日は、8時15分までに受付場所(別図「訓練会場図参照」)にお集まりください。
  • 取材中は必ず自社腕章、社員証(記者証)、又は「市政記者カード」のいずれかを見えやすいところに着用してください。腕章等を着用しない方の取材をお断りすることがありますので、ご注意ください。
  • 取材中は、職員の指示・誘導に従っていただきますようお願いします。

その他

  • 訓練当日、7時の時点で、社会的影響がある災害等が発生した場合及び気象状況等で警報が発令された場合は、訓練を中止します。
  • 一般の方は、見学できません。

探している情報が見つからない