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報道発表資料 One人事株式会社と「人材データとAIを活用した人事配置案作成に関する共同研究の協定」を締結しました

2025年1月29日

ページ番号:645267

問合せ先:水道局総務部DX推進課(06-6616-5411)

令和7年1月29日 14時発表

 大阪市水道局は、令和7年1月29日(水曜日)にOne人事株式会社と「人材データとAIを活用した人事配置案作成に関する共同研究」の協定を締結しました。

協定の概要

1 締結先

One人事株式会社 代表取締役社長 唐沢 雄三郎

(東京都品川区南大井6丁目26番2号 大森ベルポートB館8階)
2 目的

 大阪市水道局は令和6年3月に策定した「大阪市水道DX戦略」に基づく「局業務の運営における生産性の向上(業務運営DX)」の一環として、AIを活用した素案作成に取り組むこととしており、その一つに人事配置案の作成を掲げています。

 現在の人事配置案は、限られた人数の人事担当職員が、在課年数やキャリアデザイン、保有資格や所属のバランスなど、様々な要素を考慮して作成しており、人事異動にかかる各種作業については、膨大なデータ整理や資料作成等が必要であることから、各種データの集計作業や資料作成の業務効率化が課題となっています。また、人事担当職員の配置案作成のノウハウの継承や配置根拠の明確化、職員の業務へのエンゲージメント向上などの課題もあります。

 そのため、大阪市水道局が保有する人材データや人事担当職員のノウハウ等と、One人事株式会社が保有するタレントマネジメントやAIの活用に関する知見等を掛け合わせることで、AIが人事配置案を作成するシステムについて、その実現性を検証するものです。

 本共同研究により、当局だけでなく他の水道事業体や公共団体の人事担当者の業務効率化や人事異動配置に関する暗黙知の形式知化、人的資源管理などに寄与することをめざします。

3 研究内容
  • 人事配置案の作成に必要な職員データの整理
    AIに職員データを学習させる必要があるため、当局が保有するデータに対する最適なデータセットを検証します。
  • AIを利用した人事配置案作成と検証
    AI技術等により人事配置案を作成し、その結果の妥当性について検証します。
  • 人事配置案作成のノウハウ収集と製品反映可能性の検証
    当局の人事配置案作成におけるノウハウをシステムに反映させることで、水道事業体のニーズに沿った人事配置案が作成できるシステムとなっているか、その有効性を検証します。
実施期間

令和7年1月29日~令和7年9月30日

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