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報道発表資料 大阪くらしの今昔館 企画展「天神祭と都市の彩り」を開催します

2023年5月26日

ページ番号:599202

問合せ先:大阪市立住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」(06-6242-1160)

令和5年5月26日 14時発表

 大阪市立住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」では、令和5年7月8日(土曜日)から令和5年9月3日(日曜日)までの間、企画展「天神祭と都市の彩り」を開催します。

 天神祭は大阪で最大規模の都市祭礼として広く知られています。菅原道真公をおまつりした御鳳輦(ごほうれん)が壮麗な渡御(とぎょ)の行列とともに氏地(うじち)を巡る様子は、古くから様々な書物の中で取り上げられており、江戸時代には色彩豊かな錦絵などを通じて、その賑わいが全国へと伝えられました。元禄年間(1688年~1704年)以降になると、御旅所(おたびしょ)周辺の町々では当時人気を博していた歌舞伎や浄瑠璃の登場人物などを題材にした絢らん豪華な御迎え人形が作られるようになり、天神祭の演出は一層華やかさを増していきました。江戸時代後期には50体を超えていたとされるこれらの人形は、祭りの日にあわせてそれぞれの町角で飾り立てられた後、氏子や崇敬者の仕立てた船に載せられ、船渡御(ふなとぎょ)の一行を奉迎する役割を担っていました。

 本展では現存する御迎え人形(大阪天満宮蔵・大阪府指定有形民俗文化財)の一部をはじめ、大阪天満宮が所蔵する天神祭に関する貴重資料を公開します。また今昔館のコレクションの中から納涼や夏祭りにちなんだ絵画作品などをあわせて展示し、円熟した町人文化のもとで育まれてきた都市祭礼の伝統とその魅力を紹介します。

概要

会期

令和5年7月8日(土曜日)から令和5年9月3日(日曜日)まで

会期中の休館日

毎週火曜日(7月25日を除く)

開催時間
10時から17時まで(入館は16時30分まで)
主な展示内容

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「御迎え人形 八幡太郎義家」(大阪天満宮蔵・大阪府指定有形民俗文化財)写真提供:大阪天満宮文化研究所


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「郷土研究 上方 続郷土玩具号」(大阪くらしの今昔館蔵)


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「松竹梅蒔絵瓶子」(大阪天満宮蔵)


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「天神祭図」酒井楳斎(大阪くらしの今昔館蔵)


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「浪速勝景帖」五井金水(大阪くらしの今昔館蔵)

(注)展示内容は変更となる場合があります

会場
大阪市立住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」企画展示室(大阪市北区天神橋6丁目4-20大阪市立住まい情報センター8階)
  • Osaka Metro堺筋線・谷町線、阪急電鉄「天神橋筋六丁目駅」3番出口から直結
  • JR大阪環状線「天満駅」から北へ650メートル

(注)交通アクセスの詳細は、大阪くらしの今昔館ホームページ別ウィンドウで開くをご確認ください。

入館料
  • 企画展のみ:300円
  • 常設展と企画展:一般800円(団体700円)、高校生・大学生500円(団体400円)
    (注)団体は20名以上
    (注)高校生・大学生は学生証原本要提示
    (注)中学生以下、障がい者手帳等持参者(介護者1名を含む)、大阪市内在住の65歳以上の方は無料(証明書(運転免許証、健康保険証、敬老優待乗車証、障がい者手帳等の原本、またはミライロID別ウィンドウで開く)要提示) 

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