報道発表資料　鶴見区役所保健福祉課（障がい者支援）における障がい児福祉手当の支給遅延について

　大阪市鶴見区役所保健福祉課（障がい者支援）において、障がい児福祉手当（以下「手当」という。）の支給が遅延する不適切な事務処理が発生しました。

　このような事態を発生させ、関係者の皆さまにご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げますとともに、市民の皆さまの信頼を損なうこととなりましたことを深く反省し、再発防止に努めてまいります。

　令和5年12月15日（金曜日）、鶴見区役所保健福祉課（障がい者支援）窓口に手当受給者（以下「A氏」という。）の家族が来庁され、令和5年11月10日（金曜日）に支給されるはずの令和5年8月分～10月分の手当が支給されていない旨の問合せがありました。

　すぐに当区担当職員がA氏の支給状況を総合福祉システム（以下「システム」という。）で確認したところ、「受理中」となっていたため、システムの処理状況を福祉局へ問い合わせたところ、受給者から毎年9月に提出いただく現況届の受付入力処理において、システム取込み一括作業の過程でエラーが発生し、10月13日（金曜日）に「エラーリスト」が当区役所保健福祉課あて配信されていました。本来、10月20日（金曜日）までにエラー内容の確認及び事務処理を行えば、11月10日（金曜日）に通常どおり支給できましたが、「エラーリスト」の確認を失念したことにより、支給すべき時期に支給できていないことが12月18日（月曜日）に判明しました。

　また、他に同様の事案がないか調査した結果、他にもう1名（以下「B氏」という。）の方が同様の事案により支給できていない状態であることが判明しました。

　影響額　91,320円

（内訳）

　令和5年8月分～10月分　【1か月15,220円×3か月分×2名分】

　令和5年12月18日（月曜日）、A氏及びB氏へ当区担当職員から電話で謝罪を行い、令和6年1月10日（水曜日）に支給することについて説明し、ご理解いただきました。

　担当職員の事務マニュアルの理解不足により、「エラーリスト」の確認を失念したこと、また、組織的な進捗管理ができていなかったことも原因です。

　今後は事務処理マニュアルを徹底し遵守するとともに、配信される各種帳票のチェックリストを作成し、複数の職員で確認を行います。

　また、管理職による状況確認・進捗確認を行うことで再発防止に努めてまいります。