⑮「生野区の地域交通をみんなで考えましょう!」 第3回 生野区地域公共交通検討会を開催しました。
2021年6月29日
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大阪市生野区内は、バスなどの公共交通機関により、区民の皆さんの移動手段はおおむね確保されていますが、いまなお、日常生活の移動に影響のある地域が存在し、さらに、近年高齢者の免許返納などの社会環境の変化により、公共交通の重要性・必要性はますます高まっています。
生野区役所では、 この課題に対して、令和元年11月6日(水曜日)に第1回、令和2年2月14日(金曜日)に第2回の会議を開催するなど検討を重ねてきました。一方、AIオンデマンド交通の検討を進めるため、都市交通局において民間事業者による社会実験の事業提案を募集したところ、生野区を対象地域として事業提案がありましたので、AIオンデマンド交通の理解を深めるため、提案事業者にも参加していただき、このたび、第3回検討会を次のとおり開催しました。
開催日程・場所
1.日時
令和2年11月27日(金曜日) 18時30分から20時30分まで
2.場所
生野区役所 6階大会議室(大阪市生野区勝山南3-1-19)
3.参加者
28名
4.内容
下記の内容で検討会を開催しました。
1.Osaka Metro説明
テーマ:「生野区を対象としたAIオンデマンド交通の社会実験について」
- 取組の背景
- AIオンデマンド交通の概要(AIオンデマンド交通のシステムについて、他都市の事例)
- Osaka Metro Groupの提案内容
- 検討中の運行のイメージ
2.質疑応答
(主な意見を抜粋)
Q1.コロナ禍において、「8名乗車により車内が密になること」について
A1.コロナ禍の中、8人乗りのオンデマンドバスでよいのか社会実験の中で考えていきたい。
Q2.車いすの方の対応について
A2.車いす対応向けの車両の改造は現在検討を進めているが、社会実証実験開始時に間に合わない。引き続き意見をいただきながらよりよいものにしていきたい。
Q3.運行形態について(もっと小さなバスで、街中を、きめ細かく運行してほしい)
A3.車両は、他の地域での実績等を勘案し、現時点では8人乗りと考えているが、需要実態に合わせて、利便性と事業採算性と考慮して柔軟に考えていきたい。
Q4.ミーティングスポットの設置について(住民の意向を把握して設置してほしい)
A4.ミーティングスポットの設置場所は、携帯電話の移動情報をもとに、オンデマンド交通の運行効率や安全性、採算性を考慮し考えている。また、既存のバス停だけではなく、より街中に設置できるよう工夫をしたいとも考えている。今後、設置場所の選定については、地域の皆さまの意見も伺いながら継続的に、改廃を検討していきたい。
Q5.東部エリアへの運行拡大時期について
A5.現在検討中であり、具体的にいつから実施するとは現時点では回答できない。
Q6.区外への運行エリアの拡大について(近隣区の病院受診のために利用したいという方が多いと想定されるため)
A6.運行エリアの拡大については、利用状況を見て、他のエリアでも運行できるような環境が整えば、要望を聞きながら検討していきたい。
Q7.地域におけるスマートフォンの使い方講習会の開催について
A7.スマートフォンの使い方の講習会や予約方法の練習などをしていただけるような機会を提供していきたい。
Q8.生野区の交通政策は、AIオンデマンド交通で進めていくことにするのか
A8.今回の社会実験は、地域交通の取組として踏み出された一歩でもあり、この機会を活かしたいと思っている。
(参考)都市交通局のAIオンデマンド交通に関するリンク
第3回 生野区地域公共交通検討会チラシ
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