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令和7年度生野区運営方針(案)

2025年2月14日

ページ番号:646751

【目標(何をめざすのか)】

  • 誰もが「居場所」と「持ち場」のあるまち
    ~「遊んでも暮らしても働いても面白い」異和共生のまちづくり~


【使命(どのような役割を担うのか)】

  • すべての区民が「居場所」で安心して暮らせるセーフティネットの拡充
  • すべての区民が「持ち場」を持てる市民参画の機会拡大
  • 「異和共生」の考え方に基づく、区民が「遊んでも暮らしても働いても面白い」と感じる機会の拡大


【令和7年度 所属運営の基本的な考え方(区長の方針)】

「居場所」と「持ち場」のあるまちとは、区民一人ひとりが安心してつながりの中で暮らし、まちの活動の担い手としての役割を持っているまちである。

生野区は、少子高齢化及び外国人住民の急増といった喫緊の課題を抱える最先端のまちとして、様々な観点から課題解決を進めると同時に、人口や地域活動の担い手が増える「持続可能なまちづくり」をめざしていく必要がある。そのために、「異なったまま、和やかに、共に生きる」という「異和共生」の考え方を基本理念として、公民地域連携による手法も取り入れながら、まちの資源や担い手の好循環を生み出し、持続可能なまちへの原動力とし、生野区が真のグローバルタウンとして、どの国の人にとっても「遊んでも暮らしても働いても面白い」異和共生のまちとなるように区政運営を進めていく。 

【生野区政3本柱】

「地域経済活性化」…地域資源であるものづくり技術や空き家等を活用し、公民地域連携によるリノベーションによりにぎわいを生み出す。

「多文化共生」…様々な国や地域につながる外国人住民と共生し「世界につながる生野区」として、まちの活性化につなげる。

「子育て・教育環境の整備」…教育環境の整備やつながりの場づくりを通じて、子育て世代に選ばれるまちとなる。


※ 「異和共生」(提唱者:関西沖縄文庫主宰 金城 馨 氏)

重点的に取り組む経営課題

【経営課題1】安全・安心を身近に感じて暮らせるまち

【主な戦略】

【戦略1-1 災害に備えて】

  • 災害時に機能する自主防災体制の構築及び支援や老朽空家家屋の自主更新などの支援
  • 大阪市空家等対策計画を踏まえ、多様な活動主体との協働した空き家対策の実施

【戦略1-2 犯罪・事故の防止に向けて】

  • 地域団体や住民による自主防犯活動への支援
  • 高齢者への特殊犯罪防止に向けた周知・啓発や防犯出前講座の開催
  • 警察や地域と連携した自転車の安全かつ適正利用の周知・啓発

【戦略1-3 ずっと安心して暮らせる環境づくり】

  • 生活習慣病やがんに関する知識をはじめ、各種検(健)診の積極的な情報提供や理解促進
  • 「気にかける・つながる・支え合う地域づくり」のため、地域住民による支え合いと公的支援が連動し、地域を「丸ごと」支える包括的な支援体制の構築

【戦略1-4 ひとりも取りこぼさない支援を】

  • 虐待の早期発見・早期対応を行うとともに、未然防止に向けた啓発を行う
  • 地域で孤立しがちな高齢者をはじめ、障がいのある方、ひとり親家庭、ひきこもり・不登校のこども・ヤングケアラーなど課題のあるすべての方に対して、必要な制度やサービスが確実に届くよう、地域の関係者や各種支援専門機関、学校等との連携を強化し、ケース会議等において適切な対応
  • 家庭の経済的な状況に関わらず、こども自身が生きる力を身につけ、自分の将来の夢を実現できるよう、学習意欲の向上と学習習慣の定着を図る
  • 家庭の事情などで放課後をひとりで過ごすこどもが安心して過ごせるために、地域や団体が取り組むこどもの居場所づくりを推進する
  • 若年出産世帯での貧困リスクが高い実情を踏まえ、公立の小学校・中学校の様々な教科・領域で実施している性・生教育等の指導が充実するよう支援する

【戦略1-5 すべての人々の人権を互いに尊重し認め合える環境づくり】

  • 様々な人権課題への理解を深め、偏見や差別意識をなくす啓発
  • 外国人住民の生活実態の把握と支援、地域住民の一員として共に触れ合い学びあえる交流機会の提供
  • 地域コミュニティへの参画・協働を促し、地域活動の担い手としての人材発掘・育成
  • 多言語や「やさしい日本語」を用いた誰にでもわかりやすい情報発信

【経営課題2】にぎわいといろどり豊かな魅力のあるまち

【主な戦略】

【戦略2-1 リノベーションまちづくり】

  • 万博を契機とした「まちの熱量を上げる」機運醸成に向けたネットワークづくりや情報発信
  • 企業や各種団体と連携して、ものづくりの楽しさや地域における企業の重要性を区民へ周知
  • ものづくり企業とクリエイター等をつなぎ、新製品の開発・受注による産業振興や地域の活性化
  • 学校再編により閉校となった学校跡地に避難所機能と地域コミュニティ機能を備えつつ「みんなの学校」をコンセプトに民間事業者の多様なノウハウを活用した、持続可能な跡地運営
  • 空き家の利活用など区内の空家等に関する諸課題の解決に向け、地域住民組織や地域で活躍する事業者などとの連携促進
  • 社会実験中のBRTやオンデマンドバスの持続可能な新たな地域公共交通の普及を促進し、認知度・理解度の向上に向け、運行事業者や地域と連携

【戦略2-2 生野区シティプロモーション】

  • 生野区のまちの多彩な魅力を区民自身が再認識し、自分の住むまちを愛する意識や誇りが高まるように取り組むことでシビックプライドの醸成を図り、区民の自主的な取組を応援する
  • 戦略的なシティプロモーションを図るため、区の様々な施策や地域資源を、まちの魅力として、様々な手法を駆使し、内外へ広く効果的な情報発信を行う
  • 公民連携の推進により、地域課題の解決に取り組むとともに、生野区の魅力等情報発信を行う

【経営課題3】子育てにやさしく、教育につよいまち

【主な戦略】

【戦略3-1 安心してこどもを生み育てることができる環境づくり】

  • 妊娠期から保健師との顔の見える関係づくりによる継続した支援を行う(大阪市版ネウボラ)
  • 各健康診査や子育て相談時に、発達障がい児またはその疑いのある子を早期に発見し、療育支援に取り組む
  • 身近な地域での子育て支援活動をはじめ、子育てを支援する団体等と連携・協働しながら、まちぐるみで子育てを応援する機運を高め、安心して楽しく子育てのできる環境づくりに取り組む

【戦略3-2 未来を生き抜く力の育成】

  • 生野区の教育環境を充実するために、区における産官学と地域の連携を図り、学校ごとに異なる課題や特色に対応した多様性に富んだ質の良い教育支援ができる仕組みを構築し運用する
  • 学校や保護者、地域の方々など社会全体で協働的にこどもの成長に関わっていく中で、未来を生き抜く力の育成の視点に立ち、これまでも取り組んできた性・生教育やキャリア教育の講師派遣の充実を図るとともに、職業体験などを通して、主体的・対話的で深い学びを目的としたプログラム提供の取組を行う。また、教員が学びあうための環境整備・学校支援・研修など教員の指導力向上の取組への支援を行う
  • 学校配置の適正化については「大阪市立学校活性化条例」に基づいて引き続き進めていく
  • 地域の生涯学習活動や生涯学習推進員を支援し、生涯学習に取り組む区民が学習の成果を地域に還元できるよう支援を進める
  • こどもが地域の大人に学ぶことで、多世代交流を図ることができるよう進めていく

【経営課題4】まちづくり協議会による自律的な地域運営の促進

【主な戦略】

まちづくりセンターと協力し、地域活動協議会(まちづくり協議会)の目指すべき姿に向けて、地域の実情に即したきめ細やかな支援を行い、仕組みの定着を図ることで、より多くの住民参加による自律的な地域運営を実現する。

令和7年度生野区運営方針(案)

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