【第11回】防災倉庫

毎年各地で地震や豪雨、台風による甚大な被害が発生し、大阪においても南海トラフや上町断層帯での巨大地震の発生が懸念されています。

　いつ災害が発生しても被害を最小限にとどめるために、過去の大規模災害から学び、今後に備えていかなければなりません。

　現在、城東区役所では、区民の皆さまの安心・安全を守ることを目的に、「もと小売り市場（城東区新喜多東1-1-7）：使用延床面積235平方メートル」を「防災倉庫」として利用し、災害発生時の避難所への配布物品（簡易トイレ、毛布、テント等）などを保管しています。

　防災対策の充実につきましては、これまでも区政会議で取り上げられてきましたが、防災倉庫等のスペース確保が課題となっていました。令和3年度予算におきまして、「区役所から近隣であること」「耐震性能を備えていること」「備蓄物資等を保管できる面積を有していること」の要件を満たしている区内既存施設等を再検討した結果、「もと城東区民ホール（平成28年3月に供用廃止）のホール部分：延床面積530平方メートル」を、今後新たな防災倉庫等として活用していくために改修工事を検討してまいります。

　何年後かには新たな防災施設として活用できるよう取り組んでまいります。

※ 新たな防災施設利用開始にともない、「もと小売り市場」の防災倉庫としての利用は終了予定です。