シリーズ企業訪問【東信洋紙株式会社】令和5年12月5日(火曜日)訪問
2024年1月1日
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これからの社会に不可欠なSDGsへの取組み。城東区内にある企業を訪問し、お話を伺っていきます。
今回は、城東区今福西に本社を構える東信洋紙株式会社を訪問し、代表取締役社長の東江智史様とラボ事業課長の藤川順子様と対談させていただきました。
東信洋紙株式会社は、昭和22(1947)年に創業し、紙の卸商として1台の自転車から始められ、今年で78年目を迎える企業です。
昨年4月には、世の中にあるたくさんの紙をもっと知ってもらいたいという想いで、紙と一緒にアートで遊べるクリエイティブスペース「gamoyon Art labo」を会社の敷地内に設立されました。こちらでは、約400種の紙を見て、さわって、感じることができる「ペーパーギャラリー」や、シルクスクリーンや孔版印刷機リソグラフを使ったワークショップが随時開催されており、親子で一緒に楽しみながら体験することができます。
SDGsの取組みを伺ったところ、東信洋紙株式会社では、FSC認証(適切に管理された森林でできた木材・製品に与えられるマーク)を取得され、環境に配慮された紙を取り扱っておられます。この認証を保持するには、毎年厳しい監査に合格する必要があり、取り扱う紙のほか、企業で働く人の権利が守られているかも監査の対象となるそうです。
FSC認証を受けた紙は身近な商品にも使用されており、最近では年賀状がFSC認証紙に切り替わったそうです。私たちがFSC認証マークのついた商品を選ぶことが、ひいては森林保全につながるということを東江社長に教えていただきました。
また、「紙」がもともと持っている良さを大事にしながら、時代の流れに沿った「紙」を提案していきたいと話されていたことが印象的でした。
これからも人々のくらしに密着した「紙」を通じた環境保全に取り組まれながら、「紙」を知ってもらう体験を通じて、地域を盛り上げてくださることを願っています。
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