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吉村区長の城東見聞録 「障がい者自立支援グループ」

2024年12月1日

ページ番号:639840

今回は、城東区で活動されている障がい者自立支援グループのうち、3団体をご紹介します。

音訳グループ「コスモス」

 音訳は、二人一組で行われ、一人が読み上げたものを録音し、もう一人が内容や音量が一定かなどをパソコンソフト等を使いながら確認しています。
 情報を正確に伝えることを第一に、辞書でアクセントを調べて原稿に書き込み、大阪弁のイントネーションにならないよう、文章の意味が通じるよう、音量が一定になるように注意しながら読み上げるそうです。また、読み上げ作業は家で行うこともあるそうで、生活音や虫の声などが入らないように録音することが難しいと教えていただきました。
 こうした丁寧な作業を経て、区広報誌「ふれあい城東」の音訳をしていただいています。


音訳グループ「コスモス」

点訳グループ「てんとうむし」

 点訳絵本は、目が見えない母親が見えるわが子と絵本を楽しみたいという思いから誕生したものです。透明シートに文章を点訳するだけでなく、絵の輪郭も触読できるよう、トレーシングペーパーに絵を書き写して透明シートになぞり描きして切り取ります。これらを重ねる順番に気を付けながら絵本に貼っていくという、緻密な作業の連続で作られており、子ども向けの絵本の点訳に少なくとも3か月以上かかるそうです。特に透明なシートに点字を打つ作業は、失敗しても修正できない、とても集中力を要する作業だと教えていただきました。
 点訳された絵本は、保育所や府立視覚支援学校、城東図書館をはじめとする市内の図書館等に寄贈されています。

点訳グループ「てんとうむし」

手話サークル「ひだまり」

 参加者は小学生から80歳の方まで幅広く、学習部、レク部、広報部にわかれて活動されています。お伺いした日は、レク部の方を中心に手話歌をされており、時折、手話でどのように表現したら良いか話し合いながら、聴覚障がい者の方と一緒に皆さんで楽しく歌っておられました。
 手話がきっかけで、相手の顔を見て話をすることの大切さに気付かれたというお話や、手話通訳が必要とされるイベントがまだまだ多い中、将来的に誰もが話ができるように手話という言語を広めていきたいという言葉が印象的でした。
 城東区役所で開催するイベントや会議には、手話通訳として参加していただいています。

手話サークル「ひだまり」

 あなたの「やってみたい」の想いは、誰かの支えになります。この冬、ボランティア活動に一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

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