吉村区長の城東見聞録 「大阪大空襲」
2025年8月1日
ページ番号:658364
今月は大阪大空襲に関連する3つの場所をご紹介します。

大阪砲兵工廠跡の石碑(森之宮1丁目)
現在の大阪城公園、大阪ビジネスパーク、UR森之宮団地一帯は、かつて大阪陸軍造兵廠(大阪砲兵工廠)でした。当時、ここでは大勢の人が働いていましたが、終戦前日の空襲で壊滅しました。UR森之宮団地内に石碑が建てられ、当時の記憶を伝えています。

空襲による遭難者供養の碑(新喜多1丁目)
終戦前日、京橋駅に落とされた数発の1トン爆弾の流れ弾により、多くの尊い命が失われました。その惨状を目撃した方があまりの悲惨さに胸を痛め、供養のための碑を自費で建立されました。その後、有志の方々により釈迦牟尼仏像(しゃかむにぶつぞう)と平和祈念像が建立されています。


巡航船の船着き場跡(今福南1丁目)
大正初期から昭和初期にかけて寝屋川を往復していた巡航船は、大阪砲兵工廠に通勤する人や学校に通う学生たちなどの重要な交通手段として利用されていました。現在の新喜多大橋と新喜多橋の間に船着き場がありました。

これらの場所は、当時の人々の生活の様子や、戦争によって失われたものの大きさ、平和の大切さを後世に伝える大切な役割を果たしています。
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