シリーズ企業訪問【株式会社リングスター】令和8年5月11日(月曜日)訪問
2026年7月1日
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これからの社会に不可欠なSDGsの取組み。城東区内にある企業を訪問し、お話を伺っていきます。
今回は、城東区東中浜に本社を構える株式会社リングスターに訪問し、代表取締役社長の唐金𠮷弘様と取締役・営業統括部長の唐金祐太様にお話を伺いました。
株式会社リングスターは、明治20(1887)年に木材加工業として始まり、昭和2(1927)年に東中浜へ工場を新設。100年以上にわたり、時代に合わせて素材を変えながら工具箱づくりに取り組んできた歴史ある会社です。
「強い箱を最高の品質で届けたい」という想いから、創業以来、国内生産にこだわり、プロの要望にプロとして応える姿勢のもと、今までにない発想を形にし、多くの特許を取得されています。
そんな折、令和4(2022)年9月に訪れた長崎県対馬市。海岸に流れ着いた大量の海洋プラスチックが放置されている現状を目の当たりにし、本当に世の中のためを考えるきっかけになればと思い、これを活用した製品化を決意されました。しかし、海水や紫外線で劣化した海洋プラスチックは強度・安定性に課題があり、強度を確保したままの製品化は容易ではなかったそうです。そこで、長年の歴史の中で培ってきたノウハウを活かし、試行錯誤の末、漂着した青いポリタンクを粉砕した素材を10%配合しながらも、従来品と同等の強度を備えた「対馬オーシャンプラスチックバスケット」「対馬オーシャンプラスチックボックス」を誕生させました。
さらに、海洋ごみ問題に関心を広げるため、生駒市と対馬市の中学生との交流授業や、子どもたちにプラスチックや消費の大切さを考えてもらうワークショップなども行われています。
今後についてお伺いすると「誰にも負けない創造的なものづくりを通じて、関わる人々とともに皆が誇れる社会を実現していきたい」とおっしゃられました。
これからも、形のないところからカタチをつくる姿勢を大切にしながら挑戦を重ね、培ったノウハウを次世代へ受け継いでいかれることを願っています。

対馬市に流れ着いた海洋プラスチック

対馬市の方々の協力のもと、色ごとに分別された海洋プラスチック
対馬オーシャンプラスチックバスケット(売上金の一部を対馬市に寄付)

大阪・関西万博の公式ライセンスショップでも使用されました

左から唐金𠮷弘代表取締役社長、吉村区長、唐金祐太取締役・営業統括部長
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