ページの先頭です

統括用品による物品購入費の削減について

2024年1月30日

ページ番号:220064

 統括用品とは、大阪市において全庁的に共通して使用する物品で、会計室長が指定するものであり、会計室で物品購買基金を運用して集中購買しています。これにより安価で安定した物品供給ができるとともに、各所属における契約事務の軽減にも寄与することができます。

取組内容について

 大阪市における統括用品は、かつては鉛筆から机まで様々な用品を取り扱っていましたが、市場においての品質も向上し、事務所の近くで入手できるようになったことから、市販品で代替できる用品などは品目数を減少させ、保管管理コストの縮減に努めてきました。

 一方、事務所においても近年OA化が進み、現在は文具の需要もかなり変化している状況となっています。そこで、全庁的に大量に需要が見込める品目で、全市一括調達により経費削減効果が見込めるものとして、コピー用紙やファイル類を平成21年度から業者直送による統括用品として取り扱うこととし、会計室で購入にかかる契約及び支出事務を集約化することで、安価で安定した供給及び各所属の契約事務の軽減を図っています。

集約化の効果について

 平成26年度の実績では、統括用品として集約化する前(平成20年度)と購入額の試算で比較したところ約5千4百万円の削減となり、事務処理件数においても9割以上の減少となっています。

集約化の対象

 集約化の対象所属:公営企業会計所属及び校園(学校経営管理センター取扱い分)を除く各所属

 文具等の種類:コピー用紙及びファイル類

集約化効果の試算結果

平成26年度実績での集約化効果の試算結果は次のとおりです。

 ・購入金額では、▲32.0%(▲約5千4百万円)の削減。

 ・事務処理では、入札事務で▲98.7%(▲1,242件)、支払事務で▲95.5%(▲2,016件)の減少。

(購入金額試算方法)

 統括用品として集約化する前の平成20年度における全市の平均購入単価に、平成20年度~平成26年度の物価変動による補正を反映し、平成26年度の購入実績数を乗じた平成20年度購入金額の試算額と、平成26年度の購入実績を比較。

購入額試算
     コピー用紙    ファイル類            計
平成20年度     14,186万円       2,672万円     16,858万円
平成26年度       9,747万円       1,715万円     11,462万円
差引効果額   ▲4,439万円      ▲957万円   ▲5,396万円

(事務処理試算方法)

 各所属における平成20年度に調達した事務件数と平成26年度に調達した事務件数を比較。

事務処理試算
 コピー用紙ファイル類
入札等支払事務 入札等支払事務入札等支払事務
平成20年度     659件       1,258件         595件         854件       1,254件       2,112件
平成26年度             8件            48件         4件       48件          12件            96件
差引効果件数     ▲651件   ▲1,210件     ▲591件     ▲806件   ▲1,242件   ▲2,016件

SNSリンクは別ウィンドウで開きます

  • Facebookでシェア
  • Xでポストする

探している情報が見つからない

【アンケート】このページに対してご意見をお聞かせください

入力欄を開く

ご注意

  1. こちらはアンケートのため、ご質問等については、直接担当部署へお問い合わせください。
  2. 市政全般に関わるご意見・ご要望、ご提案などについては、市民の声へお寄せください。
  3. 住所・電話番号など個人情報を含む内容は記入しないでください。

このページの作成者・問合せ先

大阪市 会計室 会計企画担当

住所:〒530-8201 大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所1階)

電話:06-6208-8481

ファックス:06-6202-6970

メール送信フォーム