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大阪市路上喫煙の防止に関する条例

2025年1月27日

ページ番号:9868

(目的)

第1条 この条例は、たばこの煙火による不快感及び火傷等の被害並びに吸い殻の投げ捨ての原因となる路上喫煙の防止について、本市及び市民等の責務を明らかにするとともに、必要な事項を定めることにより、市民等の安心、安全及び快適な生活環境を確保するとともに、国際観光都市にふさわしい環境美化を推進することを目的とする。


(定義)

第2条 この条例において「路上喫煙」とは、道路等において、喫煙し、又は火のついたたばこを所持すること(自転車等に乗車中に喫煙し、又は火のついたたばこを所持することを含む。)をいう。

2 この条例において「道路等」とは、道路、広場、公園その他の公共の場所(室内又はこれに準ずる環境にある場所及び道路等を管理する権限を有する者が喫煙のために設置し、又は設置を許可した施設内を除く。)をいう。

3 この条例において「たばこ」とは、たばこ事業法(昭和59年法律第68号)第2条第3号に掲げる製造たばこであって、同号に規定する喫煙用に供されるもの及び同法第38条第2項に規定する製造たばこ代用品をいう。

4 この条例において「喫煙」とは、人が吸入するため、たばこを燃焼させ、又は加熱することにより煙(蒸気を含む。)を発生させることをいう。

5 この条例において「自転車等」とは、道路交通法(昭和35年法律第105号)第2条第1項第号に規定する原動機付自転車、同項第11号の2に規定する自転車並びに同法第3条に規定する大型自動二輪車及び普通自動二輪車をいう。

6 この条例において「市民等」とは、市民、本市の区域内に滞在し、又は本市の区域内を通過する者並びに市内で事業活動を行うすべての者及びその団体をいう。


(本市の責務)

第3条 本市は、この条例の目的を達成するため、市民等への啓発、市民等の自主的な活動の支援、分煙施設の整備その他路上喫煙の防止のために必要な施策を実施するものとする。


(市民等の責務)

第4条 市民等は、自ら路上喫煙をしないように努め、互いに協力して路上喫煙の防止のための活動に積極的に取り組むとともに、前条の規定により本市が実施する施策に協力するよう努めなければならない。


(路上喫煙の禁止)

第5条 市民等は、次に掲げる区域内において路上喫煙をしてはならない。

 (1) 道路等のうち、本市が管理する区域

 (2) 道路等(前号に掲げる区域を除く。)のうち、市長が指定する区域


(区域の指定)

第6条 前条第2号の指定は、当該道路等を管理する権原を有する者との合意に基づき行うものとする。

2 前条第2号の指定は、時間を限って行うことができる。


(区域の指定に係る周知等)

第7条 市長は、第5条第2号の指定をするときは、その旨(前条第2項の規定により時間を限って指定する場合には、その旨を含む。)並びにその区域及び指定年月日を告示するとともに、インターネットの利用その他の適切な方法により市民等に周知しなければならない。

2 市長は、第5条に規定する区域における路上喫煙が同条の規定により禁止されていることを明らかにするために必要な措置を講じなければならない。


(区域の指定の変更等)

第8条 市長は、第5条第2号の指定を受けた道路等を管理する権原を有する者から申出があったときその他必要があると認めるときは、同号の指定を変更し、又は解除するものとする。

2 前条第1項の規定は、前項の規定による指定の変更又は解除について準用する。


(委員会)

第9条 路上喫煙の防止に関する重要事項について、市長の諮問に応じて調査審議するため、大阪市路上喫煙対策委員会(以下「委員会」という。)を置く。

2 委員会は、前項に規定する事項について、市長に意見を述べることができる。

3 委員会は、委員7人以内で組織する。

4 委員は、学識経験者その他市長が適当と認める者のうちから市長が委嘱する。

5 委員の任期は、2年とし、補欠の委員の任期は前任者の残任期間とする。ただし、再任を妨げない。

6 前各項に定めるもののほか、委員会の組織及び運営に関し必要な事項は、市規則で定める。


(罰則)

第10条 第5条の規定に違反した者は、1,000円の過料に処する。


(施行の細目)

第11条 この条例の施行に関し必要な事項は、市規則で定める。


附 則 この条例は、平成19年4月1日から施行する。ただし、第9条の規定は、平成19年10月1日から施行する。

附 則(令和4年5月27日条例第37号、令和4年9月1日施行、告示第833号の2)

この条例の施行期日別ウィンドウで開くは、市長が定める。ただし、第8条第4項の改正規定は、公布の日から施行する。

附 則(令和6年3月29日条例第58号)

(施行期日)

1 この条例の施行期日は、市長が定める。

(経過措置)

2 この条例の施行の際現にこの条例による改正前の大阪市路上喫煙の防止に関する条例第5条第1項の規定により路上喫煙禁止地区として指定されている区域(本市が管理するものを除く。)は、この条例による改正後の大阪市路上喫煙の防止に関する条例第5条第2号の指定をされた区域とみなす。

3 この条例の施行前にした行為に対する罰則の適用については、なお従前の例による。

大阪市路上喫煙の防止に関する条例施行規則

大阪市路上喫煙対策委員会規則

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このページの作成者・問合せ先

環境局 事業部 事業管理課 路上喫煙対策担当
電話: 06-6630-3228 ファックス: 06-6630-3581
住所: 〒545-8550 大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目5番1号(あべのルシアス13階)

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