寄贈したごみ収集車がカンボジア王国で活躍しています
2021年6月28日
ページ番号:508654
昨年、大阪市は、カンボジア王国で深刻となっているごみの問題の改善を図るため、大阪市で役割を終えたごみ収集車10台をカンボジア王国に寄贈しました。
カンボジア王国では、ごみの問題が深刻化しています。
大阪市が寄贈したごみ収集車は、到着後、早速プノンペン都で活躍しており、少しずつ状況は改善しているそうです。
カンボジア王国 サイ・サムアル環境大臣より感謝状を頂きました
ごみ収集車の寄贈にかかり、この度、カンボジア王国 サイ・サムアル環境大臣より感謝状と現地の写真が届きました。
寄贈した10台のうち、6台の車両がプノンペン市で、残り4台が現地できれいに塗装され、シェムリアップ州、コンポンチャム州、プレイベン州に配置され活躍しているそうです。感謝状と現地の様子
(和訳)
日本国大阪市長
松井 一郎閣下
件名:ごみ収集車両10台を寄贈いただいたことに対する大阪市への感謝状
閣下、
カンボジア王国環境省を代表し、また私個人からも、閣下ならびに大阪市の皆様にごみ収集車両10台を寄贈いただいたことに対し心より感謝の意を表します。
貴市より寄贈いただいたごみ収集車両は、到着後、市や州の行政機関へ適宜配置いたしました。
現在のところ、6台の車両がプノンペン市で、残り4台が、シェムリアップ州、コンポンチャム州、プレイベン州で使用されています。
参考に写真を添付しましたのでご覧ください。
全世界に影響を及ぼしている新型コロナウイルスの感染状況が沈静化し、安全な渡航が可能になった暁には、大阪市職員の皆様にカンボジアを訪れていただき、寄贈いただいたトラックが活躍している様子を実際に見ていただきたく存じます。
急速な経済成長と人口増加に伴い、カンボジアでは一般廃棄物の排出量が急激に増加しており、現行の廃棄物処理の取り組みに大きな負担を与えています。
このたび、ごみ収集車を寄贈いただいたことで、廃棄物の効率的な回収・処理が可能となり、対象地域における安全で清潔な環境の確保も可能となりました。
トラックを受け取った市や州の行政機関は、高品質のトラックを寄贈してくださった閣下のご支援に大変感謝しており、我々は今後も引き続きのご支援をお願いできればと考えております。
カンボジアに安全かつ清潔な環境を作るため継続的に取り組む私たちに多大なるご支援を賜っておりますこと、改めて厚く御礼申し上げます。
また、今後の連携にも期待しております。
この機会に閣下に対して最高の敬意を表しますとともに、閣下のさらなるご健勝・ご多幸をお祈り申し上げます。
カンボジア王国
環境大臣
サイ・サムアル
カンボジア王国プノンペン都にごみ収集車両を寄贈しました
カンボジア王国で深刻となっているごみの問題の改善を図るため、一般社団法人日本カンボジア協会より大阪市に対してごみ収集車の寄贈の要請があり、この度、本市で役割を終えたごみ収集車両10台をカンボジア王国プノンペン都へ寄贈することになりました。
車両を寄贈する本市に対し感謝を述べるため、令和2年6月30日(火曜日)に、在日本カンボジア王国 ウン・ラチャナ特命全権大使が来阪され、車両を保管している城北環境事業センターを視察されました。
1.日時
2.場所
3.出席者
- 在日本カンボジア王国 特命全権大使 ウン・ラチャナ
- 一般社団法人日本カンボジア協会 会長 高橋 文明
- 在大阪カンボジア王国名誉領事館 名誉領事 山田 英男
- 環境局理事兼エネルギー政策室長 堀井 久司 ほか
4.概要
当日、堀井環境局理事兼エネルギー政策室長が、本市を代表して「今回寄贈する車両は、大阪市で生活環境の保全及び公衆衛生の向上を長年にわたり支えてきた車両であり、これらの車両がプノンペン都で引き続き活躍できることを、大変うれしく光栄に思います。」とあいさつしました。
ウン・ラチャナ大使は、「プノンペン都はカンボジアの首都で、ごみ収集の課題が増大しており改革を進めているところです。今回寄贈いただいたごみ収集車をプノンペン都の問題解決に向けて活用していきたいと思います。大阪市の皆様にはごみ収集車をご提供いただき感謝します。」と述べられました。駐日カンボジア大使との懇談
車両紹介
記念撮影
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大阪市 環境局総務部総務課広報グループ
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