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令和2年度の大気汚染状況

2023年7月25日

ページ番号:539656

 大阪市では、大気汚染状況を経年的に把握・評価し、環境施策に反映させるため、学校の屋上や道路沿道等に測定局を設置し、二酸化窒素(NO2)や微小粒子状物質(PM2.5)等の大気汚染物質について常時監視を行っております。

 このたび、令和2年度の大気汚染状況の測定結果を取りまとめましたので、お知らせします。

 令和2年度の環境基準達成状況については、二酸化窒素、浮遊粒子状物質、二酸化硫黄、一酸化炭素の4項目で全局達成しましたが、微小粒子状物質及び光化学オキシダントは一部又は全部の局で達成に至りませんでした。

 また、二酸化窒素については、大阪市環境基本計画(令和元年12月策定)において国の基準を上回る本市独自の環境保全目標を掲げたところですが、令和2年度は一部の局で達成に至りませんでした。

 本市におきましては、これら環境基準等の全局達成・維持に向け、工場・事業場対策及び自動車排出ガス対策などの大気環境の保全と改善に係る各種施策を着実に推進し、快適な都市環境の確保に努めてまいります。

1. 環境基準等の達成状況

(1) 市内全局で環境基準を達成した項目

 7年連続全局で達成しており、年平均濃度も改善傾向にあります。
  • 二酸化窒素
     一般環境大気測定局(以下「一般局」という。)(全13局)、自動車排出ガス測定局(以下「自排局」という。)(全11局)で環境基準を達成しました。
     また、より厳しい基準として定めた本市独自の環境保全目標については、一般局12局、自排局9局で達成しました。
  • 浮遊粒子状物質
     一般局(全14局)、自排局(全9局)で環境基準を達成しました。
  • 二酸化硫黄
     一般局(全10局)、自排局(全2局)で環境基準を達成しました。
  • 一酸化炭素
     自排局(全3局)で環境基準を達成しました。

(2) 一部又は全部の局で環境基準を達成しなかった項目

  • 微小粒子状物質(PM2.5)
     一般局では7局中6局で達成し、野中小学校で達成しませんでした。また、自排局では5局中4局で達成し、北粉浜小学校で達成しませんでした。
  • 光化学オキシダント
     一般局(13局)全局で達成しませんでした。
     また、光化学オキシダント生成の要因物質の1つである非メタン炭化水素についても、本市の環境保全目標を一般局(3局)自排局(2局)全局で達成しませんでした。

     本市では、工場や自動車などの発生源対策に取り組んでいます。
     また、これらの物質は、発生源から直接排出されるもの以外に、大気中の化学反応を経て生成するものもあることから、国が進めている生成機構の解明や対策の検討にデータ提供を通じて協力しています。

大気汚染物質濃度の経年変化

大気汚染物質毎に、昭和44年度から令和2年度までの濃度の経年変化グラフを示しています。
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大気汚染物質の環境基準達成状況(過去10年間)

大気汚染物質毎に、平成23年度から令和2年度までの過去10年間の環境基準達成状況を示しています。
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大気汚染常時監視測定局配置図(令和2年度)

令和2年度における大気汚染常時監視測定局の配置図を示しています。
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各測定局における測定項目(令和2年度)

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2. その他

 大阪府域の状況については、「大気汚染常時監視測定局測定結果」(大阪府ホームページ)別ウィンドウで開く をご覧ください。

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このページの作成者・問合せ先

大阪市 環境局環境管理部環境管理課環境情報グループ

住所:〒559-0034 大阪市住之江区南港北2-1-10 ATCビルO’s棟南館5階

電話:06-6615-7981

ファックス:06-6615-7949

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