ベトナム国ホーチミン市脱炭素都市形成に関する局長級政策対話を開催しました（令和4年8月）

　令和4年（2022年）8月18日、大阪市とベトナム・ホーチミン市は脱炭素都市形成の実現に向けた局長級政策対話を実施しました。

　大阪市とホーチミン市は、平成23年（2011年）7月、 ホーチミン市の低炭素都市形成に向けた協力覚書を締結しました。令和3年（2021年）3月には、ホーチミン市の低・脱炭素都市形成に向けた協力覚書として更新し、現在に至っています。

　この覚書による安定的な関係の下、本市は環境省の「脱炭素社会実現のための都市間連携事業」「JCM（二国間クレジット制度）」の枠組みを活用し、ホーチミン市における低炭素化プロジェクトの創出に取り組んでおり、Team OSAKAネットワーク参加事業者と連携し、現在までに高効率な空調やボイラシステム、LED照明、屋根置き太陽光発電システムの導入など、令和3年度（2021年度）末までに12件のJCM設備補助事業が採択され、事業の実施に向けた調整が進んでいます。

　政策対話は、オンラインで開催され、本市・ホーチミン市の双方によるカーボンニュートラルに向けた取組み紹介や、日本側関係機関による都市間協力事業の進捗状況の報告の後、今後の連携に向けた方向性を双方で確認しました。

　引き続き双方の関係強化を図り、官民連携によるホーチミン市における低・脱炭素都市形成支援を進めてまいります。

令和4年（2022年）8月18日（木曜日）　16時から17時半まで（日本時間）

オンライン（環境局ルシアス庁舎局応接室）

1. 挨拶（大阪市：堀井環境局長、ホーチミン市：チャン・バン・バイ　天然資源・環境局副局長）
2. 記念撮影
3. 大阪市　プレゼンテーション「大阪市の脱炭素化に向けた取組」
4. ホーチミン市　プレゼンテーション「ホーチミン市気候変動対策に向けた低炭素都市実現計画2021~2030」
5. 株式会社日本工営　プレゼンテーション「ホーチミン市における気候変動対策に向けた都市間連携プロジェクトの実績(2019~2021)と今後の活動(2022~2024)」
6. 意見交換