カンボジア王国にごみ収集車両を寄贈しました

　カンボジア王国で深刻になっているごみの問題の改善を図るため、一般社団法人日本カンボジア協会（以下カンボジア協会という。）より大阪市に対してごみ収集車の寄贈の要請があり、令和4年（2022年）に引き続き、本市で役割を終えたごみ収集車10台をカンボジア王国へ寄贈することになりました。

　令和6年1月30日（火曜日）に、トゥイ・リー駐日カンボジア王国大使、カンボジア協会の髙橋会長を西北環境事業センターにお迎えし、ごみ収集車寄贈式を行いました。その後、トゥイ・リー大使と髙橋会長は、西淀工場に移動し、ごみを衛生的に処理するとともに、ごみ焼却余熱から電力を作る施設を視察をされました。

令和6年1月30日（火曜日）14時から14時50分

西北環境事業センター　

トゥイ・リー　駐日カンボジア王国大使

一般社団法人日本カンボジア協会　髙橋　文明　会長　　

国連環境計画　国際環境技術センター（UNEP-IETC）　本多　俊一　企画官

大阪市　堀井　久司　環境局長　　ほか

　堀井環境局長から、カンボジア協会髙橋会長へ譲渡書が手交され、カンボジア王国を代表してトゥイ・リー大使から、ごみ収集車の寄贈について、謝意が示されました。

　なお、譲渡書の手交に先立ち、ごみ投入のデモンストレーションを行い、トゥイ・リー大使とカンボジア協会髙橋会長が視察されました。

令和6年1月30日（火曜日）15時から17時

西淀工場

トゥイ・リー　駐日カンボジア王国大使

一般社団法人日本カンボジア協会　髙橋　文明　会長　　

国連環境計画　国際環境技術センター（UNEP-IETC）　本多　俊一　企画官

大阪広域環境施設組合　金子　正利　施設部長、澄川　和典　西淀工場長

大阪市　堀井　久司　環境局長　ほか

　トゥイ・リー大使をはじめとするカンボジア王国並びにカンボジア協会の皆様が、西北環境事業センターでの寄贈式後、西淀工場を訪問されました。工場についての説明後に、工場内の視察を行いました。トゥイ・リー大使からは「周辺に住宅がある場所に立地しているにも関わらず、近隣住民や施設から苦情なく運営できていることは素晴らしいことだ。」とのお話がありました。

　工場視察後、国連環境計画　国際環境技術センター（以下UNEP-IETCという。）の本多企画官によるプレゼンテーションが行われました。また、UNEP-IETCがカンボジアで進めるプラスチック廃棄物リサイクルプロジェクトについて意見交換が行われました。

　令和4年11月に行われました、カンボジア王国へのごみ収集車の寄贈にかかり、この度、エアン・ソパレット環境大臣より感謝状が届きました。

　カンボジア王国で深刻になっているごみの問題の改善を図るため、一般社団法人日本カンボジア協会より大阪市に対してごみ収集車の寄贈の要請があり、令和2年度（2020年度）に引き続き、本市で役割を終えたごみ収集車両10台をカンボジア王国へ寄贈しました。

  令和4年11月21日（月曜日）に、トゥイ・リー駐日カンボジア王国大使が来阪され、高橋副市長を表敬訪問されました。
  その後、寄贈車両を保管している西北環境事業センターに大使をお迎えし、寄贈式を執り行いました。

令和4年11月21日（月曜日）13時30分から14時15分

大阪市役所5階　市長公室

トゥイ・リー　駐日カンボジア王国大使

一般社団法人日本カンボジア協会　高橋　文明　会長　　

大阪市　高橋　徹　副市長　ほか

　トゥイ・リー大使から、前回寄贈したごみ収集車がカンボジアの環境問題の解決に役立っていること、令和5年（2023年）は日本とカンボジアの外交関係樹立70周年を迎えること、いろいろな分野で協力し友好関係を構築していきたいとのお話がありました。

　高橋副市長から、大阪市もできる範囲でしっかり応援していきたい、今回も10台のごみ収集車を寄贈予定であり、前回の車両同様、カンボジアの環境問題の解決に役立つことを光栄に思う、とあいさつしました。

令和4年11月21日（月曜日）14時30分から15時30分

西北環境事業センター　大阪市西淀川区大和田2-5-66

トゥイ・リー　駐日カンボジア王国大使

一般社団法人日本カンボジア協会　高橋　文明　会長　　

大阪市　堀井　久司　環境局長　ほか

　堀井環境局長より、「今回寄贈する10台が、カンボジア王国において、再び循環型社会の形成、快適な都市環境の創造に寄与することができることを大変うれしく思います。」とあいさつしました。

　トゥイ・リー大使からは、前回に引き続き今回の大阪市からのごみ収集車の寄贈に謝意が示されるとともに、「カンボジアのごみ問題解決のために活用していきたいと思います。」とのお話がありました。