2025年大阪・関西万博（日本国際博覧会）を契機としたサステナブルな「脱炭素化ツアー」を造成する旅行会社の決定及び二次公募について

　大阪市は、2050年の温室効果ガス排出量を実質ゼロとする「ゼロカーボン　おおさか」を実現するため、脱炭素化の取組を進めており、2025年大阪・関西万博（日本国際博覧会）を契機とし、旅行に伴うCO₂排出量を抑制するため、サステナブルな「脱炭素化ツアー」を造成する旅行会社を令和5年6月30日（金曜日）から令和5年7月28日（金曜日）まで公募し、受託予定事業者3社が決定しました。
　また、より多くの旅行会社のご提案をいただき、脱炭素化を推進するため、このたび二次公募を開始します。
　公募により選定された旅行会社には、修学旅行生等を対象に、旅行先に大阪・関西万博（開催期間：令和7年4月13日（日曜日）から10月13日（月曜日・祝日）まで）の来場を組み込んだ「脱炭素化ツアー」を造成し、大阪がCO₂排出量の少ない旅行先として選択されるようプロモーションを展開していただきます。

　公益社団法人2025年日本国際博覧会協会が公表したEXPO2025グリーンビジョン（2023年版）では、来場者の移動や宿泊、食事等に伴うCO₂排出量が万博全体の7割以上を占めると推計されており、大阪・関西万博の開催地である大阪市が率先して、旅行に伴うCO₂排出量を抑制するため、サステナブルな「脱炭素化ツアー」を広く周知することにより、観光分野における脱炭素化を後押しし、修学旅行生等への環境教育・啓発を推進し、また大阪・関西万博への誘客にも取り組んでいきます。

　脱炭素化ツアーとは、移動や宿泊、食事等の観光分野に関わる事業者が、CO₂排出量を可視化し、削減する取組や環境負荷が小さい交通や環境に配慮した内容が含まれている旅行であり、旅行に伴うCO₂排出量の少ないツアーをさします。例えば、太陽光発電などの再生可能エネルギーを導入している宿泊先や、材料の長距離輸送を伴わない地産地消メニューを提供する旅行などを想定しています。

　公募要領や申請様式等は次の募集ページからご確認ください。
「令和5年度 万博を契機とした観光分野における温室効果ガス排出量の可視化・脱炭素化支援事業事務局（大阪ゼロカーボン共同体）ホームページ」

　「令和5年度 万博を契機とした観光分野における温室効果ガス排出量の可視化・脱炭素化支援事業事務局（大阪ゼロカーボン共同体）ホームページ」内の「公募要項8頁の2.公募手続きに関する質問」をご確認ください。